ステーショナリー・文房具/ステーショナリー関連情報

壁がホワイトボードになる「どこでもシート」(2ページ目)

ビジネスの場で欠かせないホワイトボード。これは壁さえあればどこでもホワイトボードが使えてしまうというもの。シート状なので、携帯性も抜群。これが会議室でなくてもミーティングができるようになります。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

ホワイトボード感覚で使える

壁面に張りつけた後は、市販のホワイトボードマーカーでいつもの様に書き込むことができる。もちろん消すことも可能。
どこでもシート

市販のホワイトボードマーカーで書き込める

静電気だけで貼り付いているというと、やや不安定な印象もあるが、これがそうでもない。ひとたび壁に付いてしまうと、意外と安定感があって、書いてる時にシートがずれてしまうということも全くなかった。ただし、貼りつけられる壁の素材は、スチール、ガラス、木、紙など比較的表面が平らで滑らかであるものが望ましい。

いろいろな壁で試してみたが、ガラスやステンレスなど表面がツルツルとしたもの方が安定感がある印象。特に窓ガラスに貼ってみると、太陽の光が裏側から降り注いでくるので、ちょうどバックライトのようにもなってなかなかいい。

どこでもシート

  窓ガラスに貼ると、バックライト効果で明るくなる

この「どこでもシート」がいいのは、ホワイトボードと違って、どんどんとページを増やして書いていける点。これまでのホワイトボードでは書くスペースがなくなれば、どうしても消していく必要があった。しかし、「どこでもシート」ならロールから新しいシートを取り出して追加をしていけばいい。会議の記事の流れがそのまま残せていける訳だ。

また、収納時はロール状だが、数枚取り出して折りたたんでおけば、鞄に入れて持ち歩く事もできなくはない。実は、メーカーによると折り目を付けてしまうことはすすめていない。というのも、折り目が付くと貼るときに、どうしてもすき間で出来て、それにより静電気で壁に付きにくくなってしまうから。私の印象としては、キッチリと折り込んでしまうことさえしなければ、つまり緩めの折りであれば、どうにか貼ることができた。この点はあくまでも自己責任でトライしていただきたい。

このように持ち歩きやすくなることで、前回のミーティングの書き込みをそのまま残して、後日会議を再開といったことだってできてしまう。
どこでもシート

自己責任となってしまうが、緩めの折り目なら、数回であればどうにか張ることはできる。「セーラーどこでもシート」 3990円

 

仕事だけでなくプライベートでも、たとえば家庭の冷蔵庫に貼り付けておくこともできるので、幅広く使うことができそうだ。

【関連リンク】
「どこでもシート」公式サイト

【関連記事】
「みんなで書き込むホワイトボード」

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