ゴルフGTIより約200kg軽い

エクステリア

ボディサイズは、3995mm×1685mm×1460mm。ポロGTIとしては3世代目となり、294万円と、300万円を下回った車両価格も魅力

2009年より日本に導入され、好調な販売を続けている5代目ポロのスポーツモデルであるポロGTIが、比較的小さい本国とのタイムラグにて日本でも発売されました。普通のコンパクトカーには飽き足らず、少々価格は高くても、内外装や走りに付加価値を与えた「ホットハッチ」の人気の高いお国柄である日本において、まさに「ストライクゾーン」といえるポロGTIの登場を待ちわびたファンも少なくないことでしょう。そして、新しいポロGTIがどういうクルマなのかというシンプルな興味とともに、それが先代ポロGTIに比べてどうか、あるいはゴルフGTIに比べてどうかというのも気になるところです。

ボディサイズについては、ポロ自体が先代よりも大きくなったとはいうものの、ゴルフに比べるとだいぶ小さめ。ゴルフをそのままスケールダウンしたような雰囲気の内外装になった現行ポロに、数々のGTI伝統のアイコンが与えられているのは見てのとおり。車両重量は1210kgと、1400kgあるゴルフGTIよりも200kg近くも軽いところもポイントです。
インテリア

インテリアも、ポロ初となるパドルシフトを採用したGTI専用ステアリングホイール、シフトノブ、メータークラスター、チェック柄を配したトップスポーツシートなど、GTIらしさを感じさせる数々の専用アイテムが与えられている

専用にチューンアップされたツインチャージャー仕様の1.4L TSIエンジンと7速DSGが与えられたパワートレインは、先代ポロGTIの1.8Lターボ+5速MTに対して全面的に変わり、最高出力は約2割り増しの132kW[179ps]/6200rpm、最大トルクも約14%超増しとなる250Nm[25.5kgm]/2000-4500rpmのスペックを得ています。一方のゴルフGTIには、最高出力155kW[211ps]/5300-6200rpm、最大トルク280Nm[28.6kgm]/1700-5200rpmを発生する2Lのシングルチャージャー仕様のTSIエンジンと6速DSGが搭載されており、エンジンスペックもそれなりに違います。

また、現行ポロGTIとゴルフGTIのトランスミッションの表記は同じ「DSG」ながら、内容は異なります。ゴルフGTIは湿式多板クラッチを採用した高トルク対応型であるのに対し、ポロGTIには乾式多板(カタログ等の記載は多板だが、構造的には単板)クラッチを持つ低コスト&高効率追求型が搭載されています。

次ページで動力性能について