そこで今回は、脚を美しく見せる=美脚効果にこだわったブーツ&タイツ&ストッキングの選び方、ブーツの種類別ファッション、体型に合ったブーツなどをご紹介していきたいと思います。
ブーツの種類と美脚演出術
ブーツのセレクト次第で美脚が手に入る!
■ロングブーツ
ハイヒール、ピンヒール、エッジソール、レースアップ、リボンやベルトによる装飾など、デザイン豊富なのがロングブーツです。また、どんなボトムスとも相性がいいので、オフィスでもカジュアルでもお洒落を楽しむことができ、脚のラインに自信がない人でも気軽に取り入れられるアイテムです。
ブーツを選ぶ際は、ふくらはぎの履き口部分に指が1本通るくらいの幅が美しいレッグラインになるといわれています。また、足首部分がブカブカせずにキュッと引き締まって見えるかどうかも確認してみましょう。
ロングブーツはミニスカートやワンピースとの相性がよく、可愛らしく清楚な印象になります。またロングブーツは脚の露出を控えることができるので、網や柄タイツ&ストッキングを取り入れてもあまり目立つことなく、上品に取り入れられるでしょう。
いっぽう、細身のシルエットパンツやスキニーデニムをブーツインすると、カジュアルで洗練されたお洒落な印象になります。この際、ブーツ丈を膝丈以上のものにすると脚長効果が狙えます。
特に美脚効果を狙いたいなら……
・Iラインシルエット(乗馬タイプなど)
Iラインシルエットなら、ポッコリしたふくらはぎやO脚など脚の気になる部分を隠しつつ、真っ直ぐキレイな美人脚を演出できます。
・カモフラージュデザイン(リボン、ベルトなど)
ステッチや切り替えデザインのあるブーツは脚長効果が大。特に折り返しなど履き口にボリュームのあるものは、O脚カバーに最適です。また、リボンやベルトなども、視線がデザインに集まるので足の太さをごまかせます!
■ショートブーツ
ふくらはぎの途中が履き口となるショートブーツは、一歩間違えると脚が太く&短く見えてしまいがち。そこで、ふくらはぎが太い&脚のラインに自信がないなどコンプレックスのある人は、ブーツそのものにボリュームがあったり、履き口に余裕があるものを選ぶと、実際よりも足が華奢に見えるでしょう(エンジニアブーツ、ムートン、フリンジタイプ、ウエスタンなど)。
ボトムスはパンツスタイルが合わせやすく取り入れやすいでしょう。この時、ピッタリしたレギンスやスキニーデニムと合わせると全体的にラインがスッキリまとまり、脚だけではなく全体のバランスがよく見えます。また、ミニ丈と合わせるならボリュームのあるショートブーツ(ムートンやフリンジ)がオススメ。履き口にボリュームを持たせることで脚全体が細く長く見えます。
■ブーティー
「モデル体型じゃないとブーティーは手ごわい!」と感じますが、華奢な足首が強調できるデザインのものを選べばOK。フロント部分にスリットの入ったものであれば、足首がキュッと締まって見えるのでカモフラージュしてくれるでしょう。
ものによっては、ふくらはぎの太さが強調されたり、膝下が短く見えることもあるので、納得いくまで何度も履いて探すことが大事です。
ブーティーを履く際は、同色のタイツを選び、足先~膝上までをつなげて見せたり、スキニーパンツと合わせ、足の甲部分の肌色だけをチラ見させるのが美脚のコツ。また、折り返しにボタンやリボンといったデザイン性のあるものを選べば、美脚度&可愛らしさともにアップ。さらに、細ヒールのブーティーを選べば、すらりと伸びた美脚を演出できます。
■ニーハイ&サイハイブーツ
一般的なロングブーツより10cmほど長く、高いファッション性とともに美脚効果があることから人気で、素材には皮革以外にレザーやスウェード、布系のものがあり色も豊富です。
選ぶ際のポイントは、形やラインを慎重に選ぶこと。元々美脚効果の高いブーツなので、自分の脚のラインに合うものを根気強く探してみて下さい。
脚のほとんどをブーツで隠せるので、脚のラインや太さを気にすることなく、ミニスカートやショートパンツを楽しむことができるでしょう。
次ページでは「脚の悩み別ブーツ選びのコツ」「美脚タイツ&ストッキングの選び方」を紹介します。