本返し縫い・半返し縫いなら手縫いでも丈夫な仕上がり
「本返し縫い」と「半返し縫い」を紹介します
なみ縫いよりも丈夫な縫い方「本返し縫い」と「半返し縫い」を紹介します。まずは「本返し縫い」から。ひと針ずつ返しながら縫い、表から見るとミシンで縫ったような縫い目です。とても丈夫な縫い方で、ミシン縫いの代わりにも、ほつれた箇所の補修にも使えます。
本返し縫いのやり方・手順
1:縫い方は、画像のように1から針を出し、2に戻って針を入れ、3から出します。縫い目はちょうど、ミシンの縫い目のように隙間のない状態になります。
2:手順1の画像のように、実際に縫っているところです。縫い目の大きさがそろうように、同じ間隔で縫っていきます。
3:表から見ると、縫い目は画像のような仕上がりです。
4:裏から見ると、糸が重なったような感じに見えます。
半返し縫いのやり方・手順
半針ずつ返しながら縫う「半返し縫い」は、表から見るとなみ縫いのような縫い目。本返し縫いよりも、やわらかい仕上がりなので、薄い布やニット生地など伸縮性のある布を丈夫に縫いたい時におすすめです。
1:ひと針進んで、半針戻します。この繰り返し。本返し縫い手順1の画像で説明すると、1から針を出した後、1と2の中心に針を入れ、3から針を出します。
2:表から見ると、なみ縫いのように見えます。
2:裏から見ると、本返し縫いと同じく、糸が重なったような感じに見えます。
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