売上を回収するために
これまでは「同僚だから」と遠慮をし、支払いが遅れても、用件の後に付け加える程度の催促に抑えていた水川さんでしたが、Kが営業に行っている時間を見計らい、Kの上司宛に電話を入れました。すると出てきた上司は、Kから何の報告も受けていないと言います。しかし、滞りが起きていることは申し訳ないので至急対応してくれるとのこと。水川さんは、一瞬ホッとしますが、やはりそれ以降も振込はありません。水川さんが行った応戦方法をご紹介します。
■第一段階
- Kに電話で催促
- 日付を当月に変更し、請求書を郵送
■第二段階
- 上司に直訴
- 「払ってもらえるまで仕事を請けない」と伝える
- 請求書を内容証明郵便にて郵送
■第三段階
- 「弁護士をつけた」といった(本当はつけていなかったが)
第二段階レベルで、約30万円のうち大口案件だった25万円の回収ができました。残るは、1万円未満が集まった複数の案件です。
<参考になるリンク集>
はじめての内容証明
弁護士の探し方・頼み方の得する法律知識<All About よくわかる法律・裁判>