社会人の大学・大学院/社会人の大学・大学院基本知識

アメリカ大学院留学の投資対効果

アメリカの大学院に合格した読者が、約1,000万円弱かかる学費生活費を考えるとふんぎりがつかない、と悩む。留学の投資対効果を考える。

西島 美保

西島 美保

社会人の学び ガイド

社会人の学びガイド。社会人大学生、アメリカ大学編入、大学院留学、聴講生、通信教育、公開講座など自身の豊富な学習経験から、長年に渡り社会人の学びに関する支援活動を行う。 経営学(学士)、Master of Arts 取得。

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留学か転職か?大学院留学に1,000万円!

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国際的な人事コンサルタントになりたい!

【読者からの相談】(26歳女性)
米国の大学院に留学すべきか、転職すべきか迷っています。私は国際的な人事コンサルタントになることを目指しています。今年の秋に留学する予定のため、現在は派遣で人事業務をしています。
米国の大学院で人事管理・組織開発を学ぼうと2~3年前から留学を目指すようになり、独学で勉強しました。そして先月アメリカ北部にある大学院に合格しました。

しかし学費と生活費を改めて計算すると、1,000万円弱かかることになります。大学によると、理系ではないため奨学金などもあてにできないようです。私も両親もそこまで余裕がありません。私が悩んでいるのは、人事管理の修士号を取るために、それだけのコストと時間を費やす価値があるのかということです。ROIがあまりよくわからないのです。

留学するよりも、外資で人事の経験を積んでいくほうがいいのか、(金融機関に借金をしてまで)今留学すべきなのか、悩んでいます。つまり高いリスクを負ってまで留学をしなくも、企業に勤めてトレーニングの機会や海外出張の機会を得れば、それでもいいような気もします。

このような質問をする前に、そもそも留学資金の見込みがついてから、出願すべきですが、とにかく留学したかったんです。アドバイスをお願いします。
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アドバイスは次のページで!
・投資対効果(ROI)と収入の機会損失→次のページへ

・教育の投資対効果を計る目安とお金の話→3ページへ

・私費留学以外の方法→4ページへ
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