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大学院留学の適齢期

増え続ける大学院留学。留学するのに最適な年齢は何歳か、それはなぜか?「大学院留学の投資対効果」の続編。

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

26歳の留学は適齢期!?

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勉強は「学びたい」と思った時が適齢期だが、留学となるとそうもいかない?
26歳の女性から寄せられた留学相談では、留学の投資対効果について触れたが、今回は、留学の適齢期について考えてみたいと思う。

最初に言っておきたい。留学は何歳からでも出来る。10代でも30代でも60代でも大丈夫!私の短大時代の恩師は50代後半~60代前半まで大学院留学をしていたし、12歳から親元を離れ、ヨーロッパとアメリカに留学していた友人もいる。

今回の相談者は26歳。大学院留学すべきか、転職かで悩んでいる。私は、26歳と言う年齢での大学院留学には、今後のキャリアを考える上で非常に適した時期だと思う。

26歳で大学院留学した場合、修了時の年齢は28歳~29歳前後だろう。とすると、第一に職探しの年齢制限に引っかかることがなく、しかも大学卒業後3~4年程度の職歴があるため、中途での就職活動も可能であるなど、職業選択の幅が広い。未経験分野であっても年齢が若いため、比較的受け入れてくれる会社もあり、求人数は多い。

第二に投資対効果を考えた時、大学院修了後に働ける年数が長いことで、投資した金額を十分取り返すことが出来る。また年齢が若いため、専門知識を強みに経験を積んで転職等で年収を上げていくことも可能だ。


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