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アカハラに遭ってしまったら(前編)(3ページ目)

大学でハラスメントに遭ってしまったら、あるいは「もしかしてこれってハラスメント?」という場合の対処法をNPOアカデミック・ハラスメントをなくすネットワークにお聞きしました。

西島 美保

西島 美保

社会人の学び ガイド

社会人の学びガイド。社会人大学生、アメリカ大学編入、大学院留学、聴講生、通信教育、公開講座など自身の豊富な学習経験から、長年に渡り社会人の学びに関する支援活動を行う。 経営学(学士)、Master of Arts 取得。

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---アカデミック・ハラスメントを受けた場合、どのように対応すべきでしょうか?

アカデミック・ハラスメントを受けた方は、メンタルな面で大なり小なりダメージを負うことになり、「うつ状態」に陥ることも少なくありません。
ですから心のケアは重要で、落ち込みが激しい場合には心療内科などを受診することが必要です。また、周囲の信頼できる人に話を聞いてもらうことで、少し落ち着く場合もあります。


事態の解決や被害の回復には、理性的な対応が必要です。従って第一に必要なことは自分に降りかかった事態を落ち着いて客観的に整理してみる
ことです。

事実関係などの整理ができたら、対処法を考えます。対処法は状況に応じて様々で、マニュアルはありません。たとえばハラスメントの程度が軽微で、繰り返される心配がない場合には、特に何もしないという選択も有り得ます。

---・アカデミック・ハラスメントが深刻な場合など、問題解決するにはどうしたらよいですか?→「アカハラに遭ってしまったら(後編)」に続きます



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