プレゼンテーション/効果的なプレゼンテーション

受付嬢に聞いた好感度を上げる微笑ワザ(2ページ目)

笑顔は大切、それはわかっている。ではその素敵な笑顔をどうすれば作れるのか?笑顔のプロである受付嬢に聞いてきました。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

テク2:3段階の笑顔を使い分ける

笑顔
笑顔には3段階ある!?

続いて「笑顔にもバラエティがある」ということを教えてくれました。「花に例えると、2分咲き・5分咲き・8分咲きの笑顔がある」というのです。

2分咲きは、微笑。口は閉じて歯は見せず、口角だけを「ニッコリ」と上げる。5分咲きは、ハーフスマイル。歯を6本見せるという上記のものです。8分咲きは、フルスマイル。さらに大きく笑顔をつくり、目も細まる。

おじぎにも3段階があると、よく言いますね。15度・30度・45度と、マナー研修などでもよく聞くことです。それと同じように、使い分けるのですね。

「笑顔が一種類だと表情の変化がなく、無機質に感じられるから」というのが、彼女が言うところの『3段階の笑顔』の理由でした。なるほど、納得です。

テク3:笑顔を作る前から、勝負は決まっている

もうひとつ、私自身が聞きたかった質問をぶつけました。「笑顔のトレーニングって、普段からやってるの?」

返ってきた答えはYes。顔の筋トレとか、顔のストレッチとか、鏡の前での笑顔チェックなど、各種欠かさないとのこと。さすがは笑顔のプロ。

「特に体調が良くない日などは、どうしても笑顔が曇るというか、調子の悪さが表情に出てしまいがち。だから、そういうときは念入りに表情チェックは欠かしませんね」

なるほど、ローマは一日にして成らず。日々の努力で、素敵な笑顔を維持しているのだそうです。

まとめ

話を聞いていて、つくづく感じたのが「表情について、真剣に取り組んでいて、だからこその工夫がある」ということです。ただ「笑顔を作っていれば良い」なんて、安直に考えていないですね。

その真剣度合いが、素敵な笑顔とキラキラ感を作っているわけです。たかが笑顔、されど笑顔。私たちも、自分の笑顔について、もう一度じっくりと見直してみませんか?



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