マナー以前に法律で禁止されていること
本来なら個人のマナー観にまかせるところ、法律で取り締まらなくなったのは、とても残念なことです。 |
・お手洗での喫煙
・携帯電話など、電子機器の使用
・離着陸時のシートベルト不着用
・離着陸時における、リクライニング、テーブル、又はフットレストを正当な理由なく所定の位置に戻さないこと
・手荷物を通路や非常時に脱出の妨げになる恐れのあるような場所に、正当な理由なく置くこと
いかがでしょうか。当然のこと!と思いながらも、最近では、これらが原因の機内トラブルが増えているようです。注意したいですね。
トイレでのタバコ、お化粧に関して
飛行機の中で、トイレで喫煙することは、法律で禁じられています。万が一、タバコを吸うと、煙探知機が作動して、機内中にアラーム音が鳴り響いて大変な騒ぎになります。1人の問題で済む話ではなくなってくるので、絶対にやめてください。また、国際線を利用する際は、長旅になるので、お化粧を落としたり、また現地に着くまでにお化粧をし直したいと思いますが、ご存知の通り、機内のトイレの数には限りがあります。1人が占領してしまうと、大勢の方に迷惑がかかります。お化粧は、拭き取りシートで拭き取り、あらたにお化粧をする際は、現地の空港のお手洗でするなど工夫することもマナーの1つです。
携帯は、必ず電源OFF!
「自分1人ぐらい使っていても大丈夫」だなんて思わないで。重大な事故につながりかねないのです。 |
シートベルト着用は、安全のために
シートベルトは、安全のため、着用が義務付けられています。「シートベルト着用ランプ」が点灯している間は、着用してください。離着陸の時に、トイレに行きたくなってしまっても、絶対に我慢するしかありません。そんなことにならないように、事前にトイレを済ませておく、機内でアルコールドリンクを飲みすぎたりしないなど、自分なりに備えるようにしましょう。リクライニングシートは、人の身になって
離着陸時はもちろん、食事の際にもリクライニングシートを元に戻しましょう。前の席が倒れていたら、後ろに座っている人が、食事がしにくいことは想像できますね。倒す時も、「倒してもいいですか?」と一言、声をかけるだけで、後ろの人の気持ちも随分違ってきますよ。手荷物は、最低限に。邪魔にならないところに
女性の場合、あれもこれも持ち込みたいのは、わかりますが、エノコミークラスの場合、手荷物は2つと決められています。頭上の荷物入れに入れるか、座席の下に入れ、他の人の邪魔にならないように。まして荷物を通路に置いたり、はみ出させたりして、非常時に安全を損ねるような事態を招かないようにしましょう。そのほかのマナーとタクシーの美しい乗り降りの仕方を見てみましょう。
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