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オフィスでサンダルはマナー違反?女性のファッションマナー

オフィスでサンダルはマナー違反?オフィスのファッションマナーとして、暑い時期には、キャミソール・タンクトップ・ノースリーブ、足元はサンダルやミュール、といったスタイルでオフィスで過ごす方も多いと思いますが、一般的なマナーとしてどこまで大丈夫なのでしょうか。

美月 あきこ

執筆者:美月 あきこ

ビジネスマナーガイド

オフィスでサンダルはマナー違反?女性のファッションマナー

オフィス,ノースリーブ

夏のオフィスファッション

暑い時期に電車に乗っていると、ネクタイをはずした男性が増え、クールビズがずいぶん定着してきたことを実感しますね。今回は、女性の夏のオフィスファッションについて見てみましょう。
   

オフィスで下着が見えるのはNGと心得る

オフィス/下着チェック
胸元、脇、かがんだ時など、下着が見えていませんか? オフィスに向くかどうかをチェックして
どうしても薄着になるこの季節ですが、かがんだ時や物を取ろうとして腕を伸ばした時など、胸元、脇から下着が見えるのは、NGです。階段を上がる時、下から下着が見えないようにスカートの裾を押さえたり、何かで隠さないといけないような服装もオフィスには向きません。

最近は、ブラやキャミソールもストラップがキレイなものや、柄や素材など人に見せてもOKなものもあります。また、寄せて上げてのブラも人気ですが、いくらきれいに谷間を作れたとしても、オフィスでは胸の谷間を強調するような服装や下着をわざと見せるような服装は避けましょう。

下着が見えるのを気にして動きが制限されるような服は、もう一度、オフィスでのファッションとして適しているかを考えたほうが良いですね。
 

職場での肌見せは、どこまで大丈夫? ノースリーブは?

オフィス/キャミソール
涼しいし、可愛いキャミソールもオフィスには不向き。男性だけでなく、女性だって目のやり場に困ります
最近は、キャミソールを外出着として普通に着るようになってきましたが、キャミソール・タンクトップは基本的にオフィスではNG、と覚えておきましょう。

胸元が大きく開いた服は男女問わず目のやり場に困りますし、胸元を隠しながらでは仕事に集中できません。また、周りの人も気が散ります。基本的に、肌の露出はオフィスではNGなのです。

仮にシャツで通勤したとしても、ボタンのはずし方にもマナーがあります。第1ボタンなら開けても問題ありませんが、第2ボタンを外すと胸の深いところまで開いてしまうようなシャツの場合、第2ボタンをちゃんと止めておきましょう(シャツの作りにもよりますが)。

最近は、ノースリーブのサマーセーターを着る人も多いようなので、脇から下着が見えないように注意しましょう。
 

サンダル・ミュール通勤はOK。でもオフィスで履き替えて

 
ミュールは、涼しいし、楽だしと通勤に履いている人は多いですが……

ミュールは涼しいし、楽だしと通勤に履いている人は多いですが……

サンダル・ミュールについては、職場でOKとされている比較的自由な社風のところもあれば禁止されているところもあり、賛否両論分かれるところ。それでも最近では、通勤時にサンダルやミュールを履くのは許容されることが多いでしょう。

ただし、オフィスに着いたら、きちんとした靴に履き替えましょう。ロッカーに置き靴をしておくといいですね。オフィスに生足はNGなので、靴を履くときにはストッキングも履くようにしましょう。

ミュールで通勤する時も歩き方には気をつけてください。駅やオフィスの階段をカンカンカンと大きな音を立てながら昇降する女性の姿は美しくありませんし、人を不快にさせます。また、最近は夏でもブーツを履く人がいますが、オフィスシーンでは、これもやはりNGでしょう。
 

スカート・ハーフパンツは「仕事がしやすいか」で判断

オフィスに向く服装かどうかで選ぼう

オフィスに向く服装かどうかで選ぼう

ミニスカートは、仕事には向きません。膝が隠れる程度の長さが適当と覚えておきましょう。下着が見えないかどうかが気になって動き回れないものは、オフィスのファッションとしてNGであることは言うまでもありません。

ハーフパンツは素材とデザインや丈にもよりますが、ジャケットと一緒に着て「きちんと感」が出せるものであれば、ぎりぎり大丈夫でしょう。また、長さのある普通のパンツでも、しゃがんだ時に腰のあたりに下着が見えないように気をつけましょう。

派手色ネイル・ネイルアートはオフィスでは控えましょう

夏になるとちょっとビビッドな色に挑戦したくなりますが、オフィスでは控えて下さい。社内ルールが特にない、お客様と直接お会いする仕事でない、等の場合も「ネイルアート」まではやはりNG。フレンチネイルや控えめなピンク、ベージュぐらいであれば問題ないでしょう。
 

オフィスファッションの基本は「人に不快な思いをさせない」

オフィスでのファッションは、「動きやすく・機能的」が基本です。さらに、「オフィスで着替えればいいんでしょ」とばかりに、通勤着であれば何を着てもいい、というわけでもありません。通勤途中でもお客様、あるいは取引先の人にいつどこで見られているかわかりません。「いつも気を抜くな」とまでは言いませんが、どんな時に会っても失礼のない服装を心がけましょう。

服装に対するマナーや感覚は、業界や企業、業種によって、またフォーマルな服装が必要な場合、オフィスカジュアルでよい場合など状況によっても異なります。これが正解でこれは不正解、と明快な線引きをするのは難しいところです。

個性も大切ですし、自分もある程度まではファッションを楽しみたいですよね。それでもやはり「人に不快な思いをさせない」ということが、仕事のシーン・ビジネスマナーとしては、大きなポイントになるでしょう。

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