仕事で泣いてしまった時の対処方法 

仕事で泣く・職場で泣く 仕事で泣いてしまった時の対処法

頭が真っ白になった挙句、失敗してしまった経験は誰しもあります。普段の精神状態とは異なるので、注意が必要です


女性の涙は時と場合によって、とても美しく絵になるものです。しかし、それがビジネスシーンとなると全く逆のイメージを与えてしまいます。「女を売ってる」「女ってすぐ泣くから扱いにくい」「すぐ感情的になる」「理性で判断できない」など、様々なマイナスイメージを抱かせてしまう、本当は絶対に御法度のビジネスシーンの涙。

でも、泣こうと思っていないのに、自然と出てきてしまった涙ですから、泣いている方だって扱いに困っているわけです。このご法度の涙を、流れた後で上手に始末する方法を考えていきましょう。


<仕事で泣くのはNG? 目次>   
 

仕事で泣く代表的なシーン  

悲しくて泣くことは、まずないでしょう。また、体が痛くて涙を流すことも、可哀相と思って泣くこともほぼないのではないでしょうか。おおむねビジネスシーンの涙は
 
  1. 失敗して困ってしまい、どうしていいかわからなくなった時
  2. 失敗して凹んでいる時に、上司から追い討ちをかけるように罵声に近い叱咤をされた時
  3. 上司や先輩に気持ちを分かってもらえず、上手な説明の言葉も思いつかなくて悔しい思いをした時
  4. 先輩の指示通りに仕事をしたら、上司から叱られてしまった。先輩の指示だと上司に言うと告げ口のようで先輩との関係が悪くなるのが怖い、それで上司に本当のことも言えない時
  5. 人前で恥をかかされた時
  6. 先輩や周囲に手厳しく注意をされた直後に、上司に事情説明をしていたところ、自分の気持ちを言葉にして理解してくれた感動の瞬間

というようなシーンが代表的なようです。
 

仕事で泣くのはどんな気持ちの時?    

頭が混乱したり、悔しさのあまりに感情が高まったり、わかってもらえないと諦めていたところ理解されて感動した時など、自己感情に制御が効かなくなってしまった時に、思わず泣いてしまうものです。

泣く方とて、泣こうと思って泣いているわけでも、泣きたいと思って泣いているわけでもないでしょう。意に反して出てくる涙を抑えることができないのではないでしょうか。結局、涙で一番困っているのは周囲のようでいて、本当は泣いている本人であるとも言えるのです。しかし、職場の涙は周囲の反感を買ったり不評を買うことも多く、泣く側の気持ちなどは、ほぼ理解されることはありません。
 

なぜ職場の涙は理解されないの?

仕事で泣く・職場で泣く 上司・先輩の前で泣いてしまったら

指導してくれている先輩の前で泣いてしまっては、次の時には先輩は注意できなくなります。せっかくのあなたの成長の場が……もったいないですよね


注意をしている最中に涙を流されてしまうと、その先を続けられなくなり、伝えたいことが伝えられなくなってしまうからです。また、相手は注意をしているつもりのことが多く、泣かれてしまうと、まるで苛めているように周囲から見られてしまうことに戸惑いと苛立ちを感じ、なんとも気まずい雰囲気になってしまうからです。

特にミスをした場合は、今後二度とミスを起こさせないようにしなければ、という気持ちから注意をしています。そこで泣かれてしまうと、危機管理ができなくなるのです。また、あなた自身は、周囲から「泣けば済むと思っている」と誤解される可能性があります。
 

仕事で泣いてしまった時は感情に振り回されないように注意!    

どんな時も何も感じなくなってしまうような失感症は困りますが、必要以上に敏感になるのも困りもの。職場で激高したり、大泣きをして感情を顕わにして、自分を見失った行動を取ってしまうことは、取り返しがつかないと言って良いほどの大問題です。これは感情に振り回されている行為です。後々しこりが残ってしまっては、居心地が悪くなってしまい、仕事がやりにくくなります。

感情に振り回されないためには、勝手に出てきてしまった涙をきちんと対処することが必要です。それでは、どの様に対処したら大難を小難にすることができるでしょう。
 

仕事で泣くことを避けるために…心を強くする訓練をしていきましょう    

涙は、辛い気持ちや悲しい気持ちも一緒に流し去る役割をしてくれます。だから、泣くということは感情を落ち着かせることにもなるのです。新人の頃などは、慣れない仕事でミスをして上司からきつい注意を受けることもあるでしょう。そんなとき、悔しい気持ちがこみ上げてつい泣いてしまったなんてことも。

それは決して悪いことではありませんが、本来は泣かずに感情を整理するのが大人の世界。少しずつ、心を強くする訓練をしていきましょう。心が強くなれば、より一層優しい人になれるのですから。
 

仕事で泣いてしまった時:すぐに席を立つ&席の立ち方    

涙が出てしまった時に、その場に居続けたら、仕事場でさめざめと泣くようなことになったり、しゃくり上げたりする結果になるでしょう。これだけは避けたいことです。すぐに、席を外してトイレか更衣室へ行きましょう。場所を変えるだけでも気持ちが納まることがあります。「ちょっと失礼します。すぐ戻ります」と言えるようなら、きちんと断ってから席を外すようにしましょう。言葉を発せられない時は、泣きながらでも頭を下げてから退出するようにしましょう。
 

仕事で泣いてしまった時:ハンカチの使い方    

ハンカチで涙をふき取ったり、鼻をかんだりするのは止めましょう。涙をハンカチで抑える様にして吸い取りましょう。お化粧崩れを防ぎます。鼻をかむ時はティッシュを使い、なるべく音を小さくするように努力しましょう。洋画のシーンのように、チーンとかむと日本人は抵抗感があります。お淑やかに泣けば、周囲の反感も軽減されるのではないでしょうか?
気持ちを上手に切り替えるには
 
  1. 顔を洗う。洗えない時は、手を冷たい水につける
  2. 早く涙を止めなくちゃ!!と思わない
  3. 思う存分泣いてしまう
  4. 深呼吸(以下の方法)を10回繰返す
    ・大きく息をすったら、止めてゆっくり「10」数える
    ・吸った時の5倍以上の時間をかけてゆっくりと息を吐く
  5. お水かお茶をコップ一杯以上飲む
  6. 私は、本当は何と言いたかったのだろう?と自分の気持ちを考える

一緒についてきてくれる人がいたら、話すことで気持ちを落ち着かせることができます。ただ、この時、説教をするような人だったら、余計なことは言わない方がマシと心得ましょう。
 

仕事で泣いてしまった時:泣き止むことができた後    

お化粧が崩れていないかチェックしましょう。特にマスカラやアイライナーが流れて目元がパンダ状態になっていては大変!! また赤鼻のトナカイ状態も困ります。

化粧直しが済んで元の場に戻ったときに、「申し訳ございませんでした」と一言言ってから席に着きましょう。元の場に誰もいなくなっていたら、その時いた人の所へ行って挨拶をしましょう。泣いたことや涙について触れる人がいたとしても、それには答えず「ありがとうございます。もう大丈夫です」と言って、にっこり笑顔を作って会釈をしましょう。泣いた原因の話題に触れることは、また涙を誘発することにもなりかねません。

もしご法度の涙を流してしまったら、気持ちを切り替える努力をしましょう。逆に泣いてしまったことをクヨクヨ考えたりしては、ますます泥沼にはまってしまいます。人間はどんなことも取り返しがつかないことはありません。いつでも何でもキャッチアップ出来るのです。次回への教訓にすれば、失敗だって全て栄養になるものです。若い頃は感受性が豊かだから涙も出やすいのです。思わず出た涙を将来に生かせばあなたの流した涙も決して「無駄な涙」にはならないのです。

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