下町の小さな中国茶専門店

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下町の小さな中国茶専門店「小梅茶荘」

東野圭吾の小説『新参者』で人気スポットになった東京の下町・人形町。いろんなお店が並んでいる甘酒横丁の一本東寄りの路地に入ったところにあるのが、小さな中国茶専門店「小梅茶荘」です。

小梅茶荘の「小梅」は、ハルピン出身の店主の小梅さんのお名前を冠したもの。2009年3月にオープンした、下町に本当にマッチした一軒家の小さな茶荘です。

入り口にはいつも近所の猫が陣取り、まるで店主のような顔でうたた寝していたりします。店に入ると、中央の大きなテーブルには様々なお茶が並んでいます。そして両脇の壁には茶壺、茶杯などの茶器や何枚もの普シ耳茶の茶餅が並んでいます。

一番奥には、試飲をするための茶座が置かれ、店主の小梅さんがいろいろなお茶を淹れてくれます。

小梅茶荘のおすすめは、なんといっても武夷岩茶。お店には、大紅袍、小紅袍、肉桂、老叢水仙、雀舌など、各種の岩茶が並んでいます。

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お茶を丁寧に淹れてくださる小梅さん

今回小梅さんが入れてくれたお茶は、軽い焙煎の「清香大紅袍」。日本の茶荘の多くは焙煎を強くした岩茶が多いのですが、小梅茶荘では、比較的焙煎の軽い岩茶を扱っています。この大紅袍は、岩茶そのものの持つ味わいをしっかりと表現する優しいお茶でした。

小梅茶荘では、さらに焙煎を強めにした濃香大紅袍も扱っていますので、飲み比べてみるととても面白いと思います。

去年茶芸師と評茶員の資格を取得した小梅さんは、次から次へとお茶を淹れてくれてくれます。気が付くとすぐに時間がたってしまう、そんな空間が小梅茶荘なのです。

店主の小梅さんは、片言の日本語でいろいろとお茶の説明をしてくださいますが、いつもは控えめにご主人の番頭さんがお茶のことを説明してくれるのだそうです。なかなか良いコンビとお見受けしました。