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初心者×ベテラン!市民駅伝の楽しみ方(4ページ目)

変幻自在の団体スポーツが陸上競技に! そんなのあったかな?というあなたはまだまだ研究不足。それは駅伝。駅伝シーズンを前にして、初心者とベテランが一つのチームで挑戦できる市民駅伝の楽しみをご紹介します。

谷中 博史

執筆者:谷中 博史

ジョギング・マラソンガイド

駅伝技でタイムを短縮

皇居周回コースでは企業内職場対抗駅伝をはじめさまざまな駅伝が開催されてきた。以前から駅伝のメッカ!
皇居周回コースでは企業内職場対抗駅伝をはじめさまざまな駅伝が開催されてきた。以前から駅伝のメッカ!
トラックのリレー種目ではバトンの受け渡しの巧拙が大きくタイムを左右します。駅伝でも実は同じ。市民チームでよくあるのが、受け渡しのラインにたどり着くのをフィニッシュと意識してしまって、前のランナーが受け渡しライン直前からがくっとスピードを落としてしまいライン到達と同時にほとんど停止状態になってしまうことです。ラインを駆け抜けてその5~10m先で後続ランナーに襷を渡すぐらいのつもりで最後の頑張りを。これで10秒ぐらい違ってきます。6区間あると50秒の差が付きますから重要です。

区間タイムの予測が当たるとうれしい

後続ランナーがその場におらず、前のランナーがリレーラインで襷をかざしてメンバーの名を呼ぶというシーンもよく見かけます。

これはメンバーの持ちタイムから区間タイムを推測して、到着予定の10分前くらいからはいつでも飛び出せるように準備することと、呼び出しの声(一般にはナンバーを呼ぶ)に耳を傾けていることです。5kmのタイムから3.7kmのタイムを推測するというようなことは、簡単なようでいて結構難しいのですが、監督・マネージャー役のメンバーはよくチームメンバーの走力や調子を把握して推定してください。うまく当たるとうれしいものです。

サポーターも重要な戦力

もちろん選手それぞれにサポーターがついていると選手はもっと走りに集中できます。走る直前までウォーミングアップができますし、脱いだコートを渡すこともできます。到着した前の区間のランナーの着替えを預かっておくこともできます。入賞を狙うようなチームなら途中の沿道にメンバーかサポーターを置いて前や後との差を知らせたりすることもできます。こうしたことに人手を割けるとか、もし人手が足りなくても少人数でスムーズに処理できるか否かもチーム力やチームの伝統です。

走友会は基本的に駅伝好き

こんなふうに駅伝を楽しむためには、とにもかくにもメンバーを集めなくてはなりません。市民駅伝の場合、区間の数は4~6区間ぐらいが多いようです。8区間ぐらいになるとかなり大きな規模になってきます。したがって、とりあえずは4~6人を集めなければなりません。集まりそうになかったら走友会に入会するのが手っ取り早いでしょう。駅伝出場に消極的な走友会にはまだ出会ったことがありません。走友会に集うのも駅伝に出場できることが大きなメリットの一つなのですから当然のことでしょう。

たとえ遅くても尻込みせず積極的に参加して欲しいのですが、故障していて走れないというような時にでも、サポーターとしてはぜひ参加してほしいと思います。サポーターとして参加するだけでも、レースに参加する楽しみは味わえます。参加したメンバーの感謝の気持ちが伝わるとそれだけでもうれしくなります。

トピックス:歩くだけで美脚・ヒップアップ効果のシューズ

小さなバランスボールが足の前と後についていると思えばいい
小さなバランスボールが足の前と後についていると思えばいい
リーボックジャパンは、「歩くだけで美脚・ヒップアップ効果」があるというEasyTone(イージートーン)の第2弾CMを、9月17日から全国でオンエア開始しました。

EasyToneシリーズシューズは、バランスボールにヒントを得て開発されたバランスポッドが搭載されており、通常のウォーキングシューズにくらべて3倍柔らかくあたかも砂の上を歩いているような感覚です。それだけ無意識にバランスを取ったり力を入れていなければならず、筋肉使用がヒップで28%、大腿部背面とふくらはぎで11%多くなると発表されています。

疲労を減らしたり安定させるシューズではなく、疲労しにくくバランス力のある足を作るシューズといえるわけで、日常生活で履けば日常がトレーニングになるでしょう。写真のEasyTone Go Outside 2SEが10500円、ほかにEasyTone Street 12600円があります。



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