駅伝の感動を体験しよう

チームの名誉と栄光のために、思いがけないパワーが出る駅伝
チームの名誉と栄光のために、思いがけないパワーが出る駅伝
陸上競技大会でもっとも盛り上がるレースといえばリレー。一般的に最終種目にプログラミングされており、インターハイやインカレなどでリレーの成績次第で母校の順位が変わるなんていう条件になると、他種目の選手も大声を張り上げてたいへん賑やかになります。

陸上競技は基本的に個人競技ですが、唯一リレーは団体競技、同じチームに属するメンバーとの一体感を感じられるレースです。このリレーをロードレースで置き換えられたのが駅伝。「EKIDEN」という言葉が国際的に通用するように日本産まれの陸上競技です。

その歴史はおくとして、駅伝には個人競技のロードレースでは味わえない楽しみがあります。入賞をかけての力の入れようは、大学駅伝のテレビでよ~くご存じと思います。ふらふらになっても襷をつながなければ、他のメンバーの努力や関係者の支援がすべてフイになってしまうという責任感は、自身の辛さも痛みも顧みず足を進ませます。まさに走るランナーはおろか、テレビの前でお菓子を食べながら見ている視聴者にも感動を与えるレースが展開されるわけですが、やはり、見るとするとは大違い。実際に駅伝を走る感動の何パーセントかでも実感したいのなら、自ら駅伝に参加しなければならないでしょう。

駅伝は陸上競技部御用達競技にあらず

駅伝というと実業団駅伝、大学駅伝、高校駅伝、小中学校での駅伝、市町村対抗駅伝をおこなっている都道府県もかなりあります。でも、いずれも陸上部御用達競技のようなイメージがあって市民ランナーには縁遠い大会のように感じられます。

市民マラソン大会はたくさんありますが、市民でも参加できる駅伝大会の数はグンと減ります。市民マラソン大会の面白さは、世界記録を出すランナーと6~7時間かけてやっと完走するランナーが同じ土俵で勝負(?)できるというゆるさにあると思うのですが、そうした駅伝大会はほとんど見あたりません。それがちょっと残念ですが、陸協未登録でも参加OKの市民レベルの大会は探せば案外とあるものです。

小規模な大会というと、市町村や陸上競技場、公民館などが主催する大会でしょう。出場資格をその行政地域に在住・在勤・在学に限っているところも多く、そんな場合はメンバー確保に苦労しますが、クラブの事務局が行政地域にあればよいというくらいに枠を広げている場合もあります。エントリーサイトに掲載されていないですから、地域の広報紙などによく目を通しましょう。自治体のスポーツ課にも問い合わせてみてください。