安さなら阪神沿線。一戸建てなら阪急沿線。
阪神線「尼崎」駅周辺にある寺町一角。立ち並ぶ寺院や石畳の歩道を歩いていると、時間と場所をトリップした気分になる |
続いては賃貸相場。マンションについてみますと沿線ごとに特徴が出ます。2LDK・3DKクラスは阪急沿線・JR沿線は「立花」駅が7万円台ですがそれ以外の駅では総じて8万円台。阪神沿線はそこから1万円ほど安くなり7万円台が平均となります。
3LDKクラスはさらに特徴的で、最高値はJR「尼崎」駅の11万円台。ただしこれは駅近物件が多いためであり、実質は阪急沿線の10万円台と差はなさそう。同じJR沿線でも「立花」駅は9万円台で東隣駅のJR「尼崎」駅とは2万円の差。一方、阪神沿線はというと「大物」駅の7万円台から「尼崎」駅の12万円台までかなりの幅があります。(HOME’S家賃相場調べ(2007年11月23日調査))。
利便性追求派は満足できる街
名神高速道路「尼崎」乗り口。JR線同様、車移動でも京都へ、神戸へ一直線の利便さ |
利便性ばかりあげましたが、前のページでも書きましたように公園なども充実していますし、子育て世代にとっては、待機児童が少ない(平成19年度は尼崎市内で5人【i-子育てネット調べ】)のも魅力です。
閑静な戸建て街、駅前再開発、下町、といった複数の顔を持つ尼崎。ステレオタイプな「アマ」ではない街の魅力を、皆さんも見つけに行きませんか。阪神ファンじゃないけど大丈夫か?と気にされている方も問題ありません。隠れ巨人ファンの方もいらっしゃるみたいですよ。
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