新しい景観政策で街並みが変わる!?
幹線沿いから一本中へ入ると、ごく普通の生活色のある風景。10年後、20年後はどうなっているのだろうか。 |
京都では一般的に、御池通から五条通、堀川通から河原町通までの地域を指して「田の字地区」と呼びますが、そこで新規に建つ建築物は沿道沿いが31m、それ以外は15mに高さが抑えられます。高層建築物の良し悪しは別として、少なくとも今後は「新築で高層マンションが手に入らなくなる」「31m超に位置する住戸は希少価値が出る」といったことになりそうです。
といった背景があることを念頭に置いてもらいつつ、街紹介、まずは交通の便からまいります。
阪急「烏丸」駅・地下鉄「四条」駅の2線2駅利用可
JR「京都」駅から市営地下鉄で北へ2駅目の「四条」駅が最寄り。東西には阪急京都線が走る。どちらの駅舎も地下。 |
京都市営地下鉄「四条」駅から7:41発の電車に乗ると、新快速を乗り継いでJR「大阪」駅には8:25着(所要44分)。阪急電車なら、「烏丸」駅から7:37発の快速急行に乗れば8:23には「梅田」着(所要46分)。徒歩分数まで考慮するとほぼ1時間。
朝は地下鉄~JRと阪急で互角でしたが、帰宅時はどうでしょう?終電利用で比較すると、阪急線では23:45~00:29で所要44分。JRでは……、といきたいのですが地下鉄の京都駅発四条行きは23:45が終電。JR線は大阪~京都の終電が00:27~1:00(所要33分)ですので、午前様になった場合はJRを使って京都まで行き、そこから自宅まではプラプラと徒歩で、ということになりそうです。
まあ、いずれにしても大阪へは1時間弱あれば充分。大阪勤務、十分に圏内ですね。
買物施設も文句なしに充実
(上)平日にもかかわらず観光客でごった返す錦市場。(下)日常的な雰囲気がかえって違和感のある「フレスコ四条店」。 |
というわけで、やたらと大物ぞろいの買物施設ですが、普段の買物は普通のスーパーの方が気楽、という方は「フレスコ四条店」が便利。なんといっても24時間オープンは魅力です。そのほかも紹介しきれないほどの個店があり、まさに買い物天国。買い物好きの方は、迷いすぎてかえってつらいかもしれないですね。
そんな四条烏丸近辺ですが、烏丸通りをはさんで西と東では、少し街並みが変わります。そのあたりは次ページでご説明をしましょう。