駅の数なら中央区。浪速区も健闘。

「日本橋」駅
「日本橋」駅出入口。「千日前」線、「堺筋」線と近鉄線が利用可能
前ページまでは沿線毎に見てまいりましたが、今度は切り口を区としてみます。まずは、駅の数で比べた場合ですが、10駅以上ある区が二つ。中央区(15駅)と住之江区(11駅)です。ただ、住之江区の場合はその大半が南港ポートタウン線なので、乗り換えの利便性を考えると6線が乗り入れる中央区に軍配が上がります。冒頭にも書きましたが西淀川区と此花区には地下鉄乗り入れなし。同じ港湾部に面する区としては住之江区との差を感じます。

駅の数で単純比較するのは不公平なので、単位面積当たりの駅数を調べてみました。すると、「駅密集度」で中央区は2位。栄えある1位だったのは浪速区で、中央区を凌ぎます。しかも乗り入れ路線数も中央区の6線に続く5線。御堂筋線・谷町線・四つ橋線の「南北に走る3路線」がすべて乗り入れているのは北区と浪速区だけです。

2009年の春に開通予定となっている阪神なんば線ですが、浪速区桜川に駅ができる予定。これができると阪神「三宮」駅~近鉄「奈良」駅が乗り換えなしで行けるようになります。地下鉄事情も合わせてかなりの交通要所となる注目の区です。

地下鉄以外もバスが豊富な大阪市内

赤バス運行図
赤バス運行図。一般路線を補う形で区内を運行する
地下鉄のお話を続けてきましたが、大阪市の運営する交通手段にはそれ以外に市バスがあります。で、そちらがかなりの充実度(大阪市バス路線図参照)。大阪市内の移動手段は、地下鉄でフォローできない場所はほぼバスで網羅されています。さらに、通常のバス路線を補完するために存在するのが小型車両を使ったコミュニティバスの赤バス。こちらは運賃も安め(大人普通料金は通常の市バス200円に対して赤バスは100円)の設定で、区内の主な施設間の移動をフォローしています。

というわけで、大阪市内の移動について地下鉄に注目して紹介いたしましたがいかがでしたか?大阪市内の移動は地下鉄を使えばかなり便利。私鉄・JR沿線に住んで出勤は大阪市内へ、という方は非常に多いですが、職住接近で市内に住まうことにより、「地元エリアは大阪市内全域」と、かえって行動範囲が広がるかもしれませんね。かくいう私は大阪市内(中央区)勤務です。職場近辺での交通手段は何を使っているかですって?……隣接区は自転車で移動しております。待ち時間がないのでなにより便利ですよ。
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