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JR「住道」~読みにくいけど住みやすい!(2ページ目)

街の雰囲気は大阪市内と比較して、少しゆったりめ。でもそれほど遠い距離でもないために交通便や買い物利便は変わらない。そんな街、JR「住道」駅周辺をご紹介します。

田中 和彦

執筆者:田中 和彦

住みやすい街選び(関西)ガイド

活気あふれる大東市の中心地~北側エリア

北側景色
北側駅アプローチ
(上)駅北西側の街角の一角。旧家の向こう側にはマンションの姿がのぞく(下)駅北側、駅に直結する通り
駅の見え方は南北どちらのアプローチを使うかで異なります。北側は前ページでも紹介したように、寝屋川に架かる橋からのアプローチが印象的です。前述の商業施設は北側エリアがメインで、駅周辺は活気があります。で、自転車とっても多いです(しつこい!)。分譲マンションは阪奈道路沿いに何棟か並んでいますが、全体としてはそれほど多くなく、こぶりの賃貸マンションに一戸建て・アパートがメイン。街区の整理はあまり行われておらず、大阪市内に多く見られる小規模開発住宅、いわゆるミニ戸建ての新規分譲はあまり見られません。大東市役所は駅北約500mの寝屋川沿い。また徒歩15分程度の北東方向には。野崎徳州会病院があります。

空地も多くゆったり感~南側エリア

空き地とマンション
未南東側景色
(上)駅から程近いエリアに残る空地。向こう側には高層マンションが見える(下)駅から10分も離れるとこんな景色も見られる
北側の喧騒感とは違い、南側はおっとりした雰囲気。まずは、駅の真正面にあるに大きな公園がおっとり感を伝えます。北側の自転車密集指数が100とするならば、南側は10~20位(筆者の独断による見解)。広場が中心にすわるため開放感抜群。東側に建つ高層分譲マンションとのコントラストが際立ちます。

北側に比べて開発が進んでいなかったせいか、広い敷地の共同住宅が多いのも特徴。10~20年程度前に開発されたミニ戸建街や、大規模分譲マンション、公営住宅群も複数であります。一方、空地や公園も多く見られます。そんな感じなので、決して広い区画の家が多いわけではない(というより狭い敷地の家が多いです)ですが、全般的にゆったりとした感じがいたします。

では、最後に家賃相場などをみてみましょう。

該当エリアが広いため物件は豊富

南方面のマンション
駅南西の幹線沿いには、大きなマンションが並ぶ
JR「京橋」駅から「木津」駅までのJR片町線沿線をHOME'S賃貸で比較してみました。特徴としては、物件数の多い事。2LDK・3K・3DKタイプや 3LDK・4K・4DKについては沿線駅の中で一番の物件数。そのほかのタイプについても「京橋」駅に続いて2番目に豊富な物件数です。これは前ページでのべた様に、前後の駅間が他駅と比較して長いためでしょう。ただ、新築物件については大阪市内が豊富なのに比べて大東市内は過去のストックが比較的すくなくなります。また、賃料については「京橋」「鴫野」「放出」「徳庵」の大阪市内各駅より2割程度安くなります(ところで、「鴫野」「放出」「徳庵」って地縁のない方には読みづらいですね。それぞれ「しぎの」「はなてん」「とくあん」です)。大阪市内からの距離感・生活の利便さなどから、大変住みやすい立地でかつ、選択肢も豊富。
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