でかいぞ!「アリオ八尾」
(上)人は多いが敷地も大きいので車ほど「大渋滞」していない「アリオ八尾」(下)駅と「アリオ八尾」の「通過地点」となった「八尾西武」 |
前のページで交通渋滞の話をしましたが、その犯人の一人(?)は「アリオ八尾」であります。その「アリオ八尾」の特徴はというと、なんといっても「デカイ!」ということ。
コクヨ八尾工場跡地に建設された「アリオ八尾」。敷地面積は68,110 m2、168店の専門店街に2,500台の駐車場。施設内にあるシネマコンプレックス「MOVIX八尾」は関西最大級で、12スクリ-ン2,436席を擁し、核店舗となる「イトーヨーカ堂八尾店」はオープン前の広報(2006年10月)では全国のイトーヨーカ堂でいちばん広いとのこと!
面積だけを比べてみると、関西圏だけでもここより広いショッピングセンターも複数ある(「マイカル茨木」「イオン大日」等々)のですが、旧市街地のど真ん中にあるので、ひと際大きく感じられます。
また、この「アリオ八尾」は隣接ブロックにある「八尾西武」とデッキで結ばれていて、さらに「八尾西武」は「近鉄八尾」駅とデッキで結ばれています。すなわち「アリオ⇔西武⇔駅」がデッキで結ばれています(当り前か!?)。通勤通学の帰りにはついつい寄り道してしまいそうですね。
駅西側は商店街が密集
(上)周辺では一番大きな「ファミリーロード八尾」(下)アーケードのかからない商店街も多い。写真は「八尾北商店街」 |
「アリオ八尾」「八尾西武」などの駅北側周辺の商業施設が、新しく都会的なのに対して、駅西側の商店街群は、適度な「ひなびた感」(失礼!)が魅力。アーケードのかかった通りはどこか郷愁を感じます。
とはいっても単にノスタルジーを感じるだけでなく、物販・飲食ともにいろいろな店舗が並びます。また、近くには「ジャスコ 八尾御坊前店」(現・イオン八尾御坊前店)があります。商店街のお店は総じて閉店が早いですが、こちらは年中無休で夜は23時まで営業。駅の北側・西側、これだけ多くの店舗が並んでいるのを見ると、「近鉄八尾」駅のポテンシャルの高さを感じます。
狭い路地に戸建てがメインの街並み
古い一戸建てが多く、集合住宅は割合と少ない。写真は駅南側の街並み |
また、駅周辺では、旧家や町屋を見かける事もあります。駅南側の一角では、旧家に町屋に品の良い大きな一軒家が並ぶ街並みがあり、そのあたりを歩いていると、駅北側の大規模ショッピングセンターの喧騒がうそのよう。わずか10分程度の徒歩移動でこれほど街の雰囲気が変わるも「近鉄八尾」駅界隈の街の魅力でしょう。
街路が狭いことが主な理由でしょうが、集合住宅はそれほど多くありません。もちろん、昨今のご時世なのでそれなりに新規の分譲マンションなども売り出されてはいますが、全体的にみて駅周辺のマンションストックは、駅の規模から考えると少ないといえます。
というわけで今回の「近鉄八尾」駅界隈の紹介、紙面(画面?)も尽きましたが、いかがでしたでしたか?聖徳太子・弓削道鏡・在原業平など、歴史上、有名な人物のゆかりの地でもある八尾市。史跡を訪ねて街探訪、そのあとは「アリオ八尾」でショッピング。なんて休日もいいですよ。帰宅後のくつろぎのひとときはもちろんコーヒーに「メロディアン~♪」
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