中之島線は天満橋駅から分岐する支線
中之島界隈に突然現れた「小屋」のような建築物。中之島線の出入り口はすべて地下で、写真のような外観に統一された地下連絡通路がたくさん現れた |
ちなみに、4つの新駅は全て中之島の中。後程触れますが、中之島には多くの観光スポットがあります。また、2つの川に挟まれた立地ゆえに「水の都大阪再生構想」に基づくイベント等も付近で催されており、これらを回るのにも利用できます。
中之島には人は住んでいるか?
あまり「住む」という感覚がなかった中之島界隈。今後は周囲の住宅も徐々に増えていくのか? |
結論、中之島は人が住んでます。住居表示では、東から順に1丁目、2丁目、と続き西の端が6丁目。で、市役所のある1丁目も日本銀行のある2丁目も、人、住んでます。ただし人数は751人。2丁目には13人だけ。あの広さで人口はかなり控え目。
年齢別人口比を見ると、子供の数が少ないことがわかります。0歳~9歳、0歳~19歳の割合がそれぞれ、2.3%・5.1%。大阪市内の平均が8.1%・16.5%なので、かなりの「大人社会」といえます。
一方、中之島を取り囲む周囲の町丁目(玉川1丁目から時計回りに土佐堀3丁目まで)の人口は9,267人。福島区側(北西側)の福島、玉川や西区(南西側)の土佐堀を中心に、「中之島界隈」は結構人がいます。0歳~9歳、0歳~19歳の割合は各々、7.7%・15.2%。中之島線新駅周辺は、駅近よりも、ちょっと離れた徒歩圏のほうが、一般的な「住むところ」のようです。
続いて次ページでは、新ダイヤの話です。