近鉄奈良線「学園前」駅周辺は、北から南へと勾配が下がる大きな南斜面に位置していますが、「学園」のある南側と北側では大きく雰囲気が異なります。

学校敷地が駅前にドン!~南側

学校と駅はデッキで連結
蔵のあるような家もある
(上)駅前にある学び舎にはデッキで連結(下)周辺部は未開発エリア多し。駅南西部は旧家のような家も並ぶ
駅の南側に降り立つと駅前ロータリーの向こう側は帝塚山学園の敷地です。商業ビルでも住宅でもなく、ドンと構えるのは幼稚園から中高、大学までの学校群。ちょっと贅沢な駅前利用法です。

帝塚山学園があるのは駅正面で、そこから向かって右方向(西方面)へ進むと景色はガラッと変わり、駅前の都会的な空間のイメージはからは一転します。青空駐車場に畑、瓦屋根の旧家、カーブを描く様に通る狭い道路。そこに広がるのは、牧歌的な風景。駅から5分も歩いてないのに、開発されたニュータウンのイメージが強い「学園前」駅周辺にこんな風景が残っているなんてちょっと意外です。

駅南東エリアは、古くからの街区で落ち着いた住宅地。日本画・洋画が中心の個人コレクションからなる「中野美術館」や近畿日本鉄道株式会社の創立50周年記念事業の一つとして建てられた「大和文華館」があるのはこの一角です。

最後のページでは「学園前の住宅街」のイメージとなる駅北側エリアをご紹介します。