広大な空地、畑に囲まれて~阪急「洛西口」駅周辺
前ページでみたJR「桂川」駅東側エリアが古くからある街であったのに対して、これから紹介する阪急「洛西口」駅周辺は、ただただ空地や畑が広がる「発展途上の街」といえます。阪急「洛西口」駅西側ロータリー。大変殺風景な様子は駅周辺の印象と同じ。 |
新駅ができる前からあったマンションとミニ開発の戸建て。中古戸建てを見つけることはたやすいが、まだまだ周辺でマンションは珍しい。 |
沿道沿いには店舗付き住宅がチラホラあるが、それほど数は多くない。 |
駅北西方面の一角に密集する一戸建て。行政区でみると京都市西京区がいちばん住居数が多い。 |
比較的古くに分譲された戸建ては少し敷地が広いのでよくわかる。 |
桂川右岸となる京都市・向日市は古くから水害に悩まされてきたエリア。その対策として設置された「いろは呑龍トンネル」。住民を水害から守るため雨水を呑んでくれる。 |
水害が多かったせいか、周辺では家屋よりも圧倒的に田畑が多い。 |
のどかな山村のような風景。畝のかなたのこんもりした丘には桓武天皇皇后陵がある。 |
新駅に挟まれたエリアの南半分は広大な開発エリア。道路整備は大方完了している。遠く中央右寄りに見えるビルは日本電産株式会社mぽ本社ビル。 |
本当に広い敷地。すべてが完了することには両駅周辺の注目度も上がり、住宅ニーズも増大していると思われる。 |
さて、JR・阪急両京都線にできた新駅2つはいかがでしたか?2路線以上の鉄道が走るエリアは、そもそも2線が利用できて便利である上に、ダイヤ改正で便利さが増したり、相手の駅に合わせて新駅を建設したりといった、沿線住民にプラスとなる競争が行われることが多々あります。今回紹介したエリアもその例の一つ。開発後の街並みの変化が今から楽しみです。