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家賃助成のある街~ファミリーにいいのは?(2ページ目)

自分の住みたい街に家賃助成があるかどうか、気にしてみたことはありますか?たとえば月3万円の助成があるとしたら・・・?こんなうれしい情報は必ずチェックしておきましょう!

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド


18歳未満の子供がいるなら、助成が受けられる目黒区


18歳未満の子供と同居していて、目黒区内に1年以上居住しているファミリーを対象に助成があります(ファミリー世帯家賃助成)。

◎助成内容
月額2万円(2年間)

◎主な申込資格
募集年度の4月1日現在、
・目黒区内に1年以上居住していること。
・家賃が5万円以下の民間賃貸住宅に住んでいること。
・世帯の年間総所得が、2人世帯なら278万円以下(住宅専有面積は26.4平方メートル以下)、3人世帯なら316万円以下(35.2平方メートル以下)、4人世帯なら354万円以下(44平方メートル以下)など。
・住民税、家賃などを滞納していない、他の家賃助成や生活保護を受けていない、など

※平成19年度の募集期間は終了しました。目黒区の過去の募集を見てみると、7月に行われているようです。

◎一時金の助成もあり
18歳未満の子供がいる場合、年収や住居条件によって転居一時金(10~15万円)の助成が受けられます(60世帯程度)。これは、転居前に申し込むことが必要なので、転居後の住居の契約をする前に問い合わせてください。

※詳しくは、
目黒区役所ホームページ


今年スタート!板橋区なら、新婚・ファミリーに助成あり


新婚
新婚向けの助成があるのは23区内でも板橋のみ。結婚するならチェックしておこう

平成19年7月からスタートした新婚・ファミリー世帯の助成です。板橋区が20年間借り上げた民間の賃貸住宅(区立住宅)に入居する場合、対象となります。
区立住宅は、礼金・更新料・仲介手数料が不要。空家状況は毎月更新されています。

◎助成内容
月額2万円を最長3年間

◎主な申込資格
・区立住宅に入居する新婚世帯または子育て世帯。新婚世帯とは、婚姻届後1年以内の世帯、子育て世帯とは、小学6年生以下の子供を3人以上扶養している世帯のこと。

※すでに入居している人も条件を満たしていれば助成を受けられるのでチェックしてみて。

※詳しくは、板橋区役所ホームページ

18歳未満の子ども2人以上のファミリーには、2万円の助成がある北区


北区内の民間賃貸住宅に住んでいる18歳未満の子ども2人以上いるファミリーが、区内で転居する場合に助成が受けられます(ファミリー世帯住み替え家賃助成)。転居後30日以内の手続きが必要です。

◎助成内容
住み替え前と後の家賃の差額。
(限度額2万円、最長3年間)
ただし、2年目は1年目の3分の2、3年目は1年目の3分の1の助成額。

◎主な申込資格
・18歳未満の子どもを2人以上扶養していること。
・区内の民間賃貸住宅に居住しているファミリー世帯が同区内の民間賃貸住宅に住み替え、引き続き1年以上住むこと。
・転居後の住居の広さが最低居住面積水準以上であること。また、世帯の総所得金額が3人世帯なら7,972,000円以下、4人世帯なら8,352,000円以下・・・であること。
など。

◎一時金の助成もあり
転居費用(礼金、仲介手数料の合計)について、最高30万円まで助成を受けることができます(ファミリー世帯転居費用助成)。この制度を受ける人は、ファミリー世帯住み替え家賃助成を同時に受けることが可能。

※詳しくは、北区役所ホームページ



東京23区内でも、ファミリー助成のある区がいくつかあります。自治体によって、毎年制度が変わりますので、引っ越すときにはあらかじめ自治体のホームページなどを調べてみるといいでしょう。

そのほか、高齢者・障害者・ひとり親世帯や立ち退きしなくてはいけない世帯などには、助成する区もあります。困ったときには、一度相談してみるのもいいですね。

【関連サイト】
家賃助成のある街~シングルにやさしいのは新宿区
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