部屋探し・家賃/部屋探しの流れ

賃貸の敷地内チェック、ポイントはここ!

賃貸の現地チェックといえば、室内チェックがメインと思われがちですが、マンションやアパートのような建物を借りる場合には、共有部分のチェックも大切です。結論をいえば、敷地内の共有部分がきれいな物件を借りること。その後の暮らしやすさにも影響します。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

現地チェックでは室内をみるのと同時に、建物の敷地内、いわゆる共有部分のチェックもしておきましょう。新築物件の場合は分かりませんが、中古物件なら敷地内の様子をチェックすることで分かることもあります。

◎エントランスの安全性は?

エントランスはその建物の顔。ここがきれいでなければ始まらない

エントランスはその建物の顔。ここがきれいでなければ始まらない


まずはエントランス。明るいエントランスかどうか、掃除が行き届いているかどうか。手入れがきちんとされているマンションやアパートは管理人や管理会社が定期的に巡回することで、しっかりと管理されています。エントランスにゴミやチラシが散乱していたり電球が切れたままになっていたら、管理がしっかりなされていないことになります。

管理の状態はその後の住み心地にも大きく影響しますので、必ずチェックしましょう。物件の顔であるエントランスが、きちんと清掃されていな物件であれば、廊下や階段等も同様でしょう。一般的に、住み心地の良い物件とは思えません。

ちなみに、物件によっては管理人や管理会社が関与しないこともありますが、その場合には何かあった場合に誰に連絡をしたらいいのか、確認しておくこと。

また、オートロックの場合にはポストがエントランスにありますので、場所と状態を見ておきましょう。鍵がかかるかどうか、留守がちの家なら宅配ボックスがあると便利です。
ポストの表札が法人名がある場合には、個人住宅としてではなく事務所や店舗として会社が借りている可能性があります。そうなると、不特定多数の人が出入りする可能性もあり。ポスト名をチェックしておくのもいいでしょう。

エントランスは安全性も求められます。オートロックだからといって安心はできません。死角がないか、電灯は明るいか、防犯カメラはついているかなどをチェック。

さらに、マンションなどでは入り口の「掲示版」にお知らせなどが掲載されていることもあります。自治会や町内会からの情報や、管理会社からのコメントなどが貼ってあり、どんな内容があるのか見てみましょう。ゴミ出しや騒音に関する注意書きがあれば、もしかしたら最近問題になったことなのかもしれません。


<ポイント>
・掃除が行き届いているか
・管理人はいるのか(管理体制はどうなっているのか)
・死角はないか
・電灯が切れたままになっていないか
・ポストの表札にはどんな名前があるか
・掲示板にはどんな情報があるか

>>>共用部分のチェックはまだまだあり!
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