こんな病気が疑われます
24時間型の社会になって、睡眠と覚醒のリズムが乱されやすくなりました |
しかし最近では、体内時計を昼夜24時間の環境に合わせられなかったり、社会的な要求のために、体内時計を無視した生活をせざるを得なくなったりして、睡眠と覚醒のリズムを壊してしまう人が増えてきました。
自分が望む時間帯に眠られず、逆に不都合なときに眠気が襲ってくる状態を、概日リズム睡眠障害 といいます。もし、下にある病気で当てはまるものが見つかれば、早めに 睡眠障害の専門医療機関 を受診しましょう
・ 時差がある地域への旅行の後に出現
→ 時差症候群
・ 交代性勤務や不規則勤務に従事している
→ 交代勤務症候群
・ 睡眠の時間帯が遅いほうにずれている
・ 極端な宵っ張りの朝寝坊
・ 昼夜が逆転
→ 睡眠相後退症候群
・ 朝、早くに目覚めて、その後は眠れない
・ 夕方や夜の早い時間から眠くなる
→ 睡眠相前進症候群
・ 就寝と起床の時刻が、毎日1時間ずつ遅くなる
→ 非24時間睡眠覚醒症候群
・ 眠っている時間と目覚めている時間がバラバラ
→ 不規則型睡眠覚醒パターン
気になる症状が当てはまった人は、一度 睡眠障害の専門医 で診てもらいましょう。