他人の目が気になるからアガッてしまう 

自意識過剰な若いころほど人前であがりやすい

自意識過剰な若いころほど人前であがりやすい

緊張してコチコチになり、大切な場面でどもってしまったり、恥ずかしさから耳まで真っ赤になってしまったり……そんな経験はありませんか? 祈るような気持ちで会話やスピーチに臨んでも、ちょっとしたつまずきで、いつしかしどろもどろで赤面……。心当たりのある人は、とても多いと思います。

かくいう私もとてもあがりやすい方で、かしこまった場面や多くの人の前で話すときには、「えーっと、ああああ、あの……」と、どもり口調になっています。また、田舎の女子高出身者ならではのこまった性で、10代のころには男子の話をするだけで心がワラワラ騒ぎ、真っ赤になっていた時期もありました。

一般的には、思春期から青年期、成人前期の若い人に、あがり症で悩む人が多いようです。それは、若いころは、まだ自分というものがしっかり確立していない時期であるため、他人にどう受け入れられるか、どう見られるかを過剰に気にしてしまうからです。


まずは「開き直り」が肝心

「私、緊張するとどもっちゃうんだ」とカミングアウトしてみる

「どもったって赤面したっていいじゃない」

では、どうしたらあがりにくくなるのでしょう。

他人の目を気にし過ぎるから、あがってどもったり赤くなってしまう------このことは裏を返せば、「他人の目を意識しなくなれば、あがりにくくなる」ということ。つまり、「緊張するのも当然」「どもったっていい」「赤くなったっていい」というように開き直れれば、以前より格段にあがらなくなるはずです。

開き直りには、「カミングアウト」も有効な手段の一つです。「今、とってもあがっています! あがると私、どもるクセがあります」「私、男子の話をすると真っ赤になっちゃうんだよね。純情でしょ」というように、あらかじめ自分の弱点を打ち明けてしまうと、スッと楽になり、以前よりもスピーチや会話が楽になります。

「自分は自分のままでいい」と思い、他人にもそんな自分をさらけ出せることを「自己一致」と言いますが、対人緊張を解くための大切なポイントです。