感情豊かなのはいいことだけど……
その感情的な性格が災いしてトラブルになったこと、ありませんか? |
「昨日のドラマ、オレ泣いちゃったよ」
このように素直な感情表現が得意だと、人から好かれますよね。感情を交えた会話は、お互いの間にある心の溝を取り払い、信頼関係を築きやすくなります。また、コミュニケーションが円滑になり、会話に活気が生まれます。
ストレスケアの面でも、感情の表出は重要なポイントになります。喜怒哀楽の感情を素直に吐露できる人のほうが、自分のなかにストレスがたまらないからです。
このように、感情豊かなことはとてもいいことなのですが、なかにはその感情的な性格ゆえに「鼻つまみ者」になってしまう人も少なくありません。そして、なぜかいつもトラブルに巻き込まれるのも、このタイプに多いのです。
「感情屋さん」のトラブルパターンとは?
感情屋さんは実はトラブルメーカー!? |
・ ムッとするとすぐその態度を人にぶつけるので、いざこざが絶えない
・ 緊張して舞い上がると、何を話したか分からなくなってしまう
・ 気分で約束を破ることがあるので、信用がなくなる
・ 一方的にグチや自慢を話すので、場をシラケさせる
・ 葬式で大笑いするなど、TPOをわきまえない行動で周囲を不快にさせる
・ 他人の情に流され、裏切られることが度々ある
・ 感情だけで子どもに当たるので、子どもが言うことを聞かない
このように、「感情屋さん」には湧きあがった感情をそのまま人にぶつけたり、その場の感情に振り回されてしまうところがあります。そのためにトラブルを起こしやすく、また巻き込まれてしまうことも多いのです。