いつまでも若さに執着していない?
エイジング・ストレス、あなたは体験していますか? |
「年下の子ばかりがちやほやされて、自分が浮いているような気がする」
このように、ある日突然「若くない自分」に気づき、エイジング・ストレスに陥る瞬間がやってきます。
世の中には「若いから許されること」「若いうちだから価値がある」ことがたくさんあります。そのため、若いうちは「若さ」ゆえの利点を最大限に生かし、利益を享受しているものです。
しかし、若さのみを武器にしていると、いずれ強い不安感、喪失感を味わう日が必ずやって来ます。それが30歳を前後する頃から現れる「エイジング・ストレス」です。
ひょっとしてあなたも
「エイジング・コンプレックス」!?
自分らしさがないと「エイジング・コンプレックス」に陥りがち |
「暦年齢の若さを自分のアイデンティティにしていると、年齢を重ねたときのエイジング・コンプレックスはひどくなる」と海原氏は説いています。また、自分らしさを持たない人も、エイジング・コンプレックスにしばられがちだといいます。
注意したいのは、このコンプレックスが、若さを「売り」にしている特定の人だけに現れるものではないということ。誰でも大なり小なり、年をとることによる不安感、いままでのようにいかないという焦燥感を感じるものです。