ダイエット成功率たった3割の訳とは?
プロセスに喜びを感じなきゃ、ダイエットは続かない |
たとえば、キリンお酒と生活文化研究所の調査によると、女性のダイエット経験者は8割にも上る一方で、成功率はたったの3割。ダイエットの内訳の上位3が、「間食をやめる」「甘いものや脂っこいものを控える」「1回の食事量を減らす」という食べないダイエットでした(2006年 有効回答数女性2,378名)。ダイエットをする人は多くても、成功する人は少ないのです。
「太ることを避けるために、食事を制限する」という負の強化は、「1週間先のデート」のように目先の目的のためなら効果絶大ですが、ずっとスリムをキープするためには、あまり役に立ちません。食事制限でストレスがたまると、脳は逆に異常な食欲を起こし、結局はリバウンドしてしまいます。
つまり、続けることで体が楽になる。「きれいになったね」と褒めてもらえる。このように、やせるプロセスを楽しく思える「正の強化」の方法でなければ、長期的なダイエットは、まず続きません。
「ポジティブ・スローガン」をつくってみよう!
「負のスローガン」で、自分の足を引っ張るのはナンセンス |
それには、「~にならないように、~する!」という「ネガティブ・スローガン」を、「~したいから、~する!」「~になりたいから、~しよう!」という「ポジティブ・スローガン」変えるのがポイントになります。
「こうなりたい」という自分像を具体的に思い描くと、そのイメージの力が自分を成功へと導いてくれます。とにかく、どこかに書いてみるのがお勧めです(紙でもブログでもOK)。さっそく、私も次のように書いてみました。ちょっと恥ずかしいですが公表します。
●「サムい夫婦にならないように、夫と会話をする」
↓
「いつまでも仲の良い夫婦でいたいから、できるかぎり一緒に夕食を食べて、楽しいことを話す」
●「みっともないから、爪を噛まない」
↓
「きれいな指先でいたいから、たまにはネイルサロンでケアし、噛むのがもったいない爪にする!」
みなさんも、ぜひやってみてくださいね。