栄養管理/ミネラル

体に不可欠な水の役割

栄養の話で味も食べごたえもない「水」の話が出ると、意外に感じられるかもしれません。実は、栄養をちゃんと使う上でも、水は必要不可欠なのです。

一政 晶子

執筆者:一政 晶子

管理栄養士・米国登録栄養士(RD) / 栄養管理・療養食ガイド

水の役割

「水」も栄養のお話から無縁ではありません
5大栄養素に加えて、もう一つ体に不可欠な栄養素が水です。

水というと、カロリーも栄養もないもののように思う人が多いかもしれませんが、栄養を語る上で水は欠かせません。

人間の体の約2/3は水分です。水は栄養を体中に送り、体に不要なものを排出する役割があります。ビタミンCやビタミンB群などの水溶性ビタミンを体の中で使うのにも必要ですし、体温のコントロールにも重要な役割を果たします。人間は食事をしなくても数週間は生き延びることが可能ですが、水分がないと数日で命が尽きてしまいます。水分は尿以外にも肌、呼吸などから失われていきます。

喉が渇いたと感じることがあれば、既に体が脱水症状を起こしていることになります。喉の渇きを感じない水の量を摂取することが大切です。まずは、1日にコップ6~8杯の水分を目標にしてみましょう。
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