水の役割
「水」も栄養のお話から無縁ではありません |
水というと、カロリーも栄養もないもののように思う人が多いかもしれませんが、栄養を語る上で水は欠かせません。
人間の体の約2/3は水分です。水は栄養を体中に送り、体に不要なものを排出する役割があります。ビタミンCやビタミンB群などの水溶性ビタミンを体の中で使うのにも必要ですし、体温のコントロールにも重要な役割を果たします。人間は食事をしなくても数週間は生き延びることが可能ですが、水分がないと数日で命が尽きてしまいます。水分は尿以外にも肌、呼吸などから失われていきます。
喉が渇いたと感じることがあれば、既に体が脱水症状を起こしていることになります。喉の渇きを感じない水の量を摂取することが大切です。まずは、1日にコップ6~8杯の水分を目標にしてみましょう。