平成以降に建てられた社宅が、マンションに

レシオン武蔵小杉
住環境の良い好立地に多く存在する企業の社宅。家族で落ち着いた暮らしが出できる立地が、リノベーションマンションの魅力の一つ。レシオン武蔵小杉も公園に隣接している
平成の好況時に福利厚生施設として、大都市圏周辺に数多くの社宅が建てられました。大量採用に伴い、大手企業がこぞって都心近郊に建てた社宅は、バブル崩壊後の若手社員の減少や、固定資産の圧縮に伴い次々と閉鎖、転用されていきました。

住環境の良い立地が多い杉並区や世田谷区などの古い社宅跡地は、そのままマンション用地として流通し、供給されたマンションは、立地の良さから人気物件になったものが多かったようです。また、ワンルームタイプの独身寮などは、高齢者向けの住宅として転用されているものも多く見受けられます。

築年数の浅い広めの社宅などは、建物価値はあるものの、企業の福利厚生のあり方が転換する中で、微妙なポジションの存在といえるでしょう。

最近、そうした社宅をリノベーション物件として主に家族世帯向けのマンションとして供給されるケースが増えてきました。供給ケースも見ながらメリットを考えて見ましょう。

リノベーションマンションは、中古マンションではない?

リノベーションマンションと中古マンションとの違いは何でしょうか?。この春から分譲をスタートするレシオン武蔵小杉リクルートコスモス、RC武蔵小杉特定目的会社 東急東横線「武蔵小杉」駅徒歩13分)を例に考えて見ましょう。

■ゆとりのランドスケイプ、ゆとりの広さ

レシオン武蔵小杉配置図
ゆったりした、ランドスケープは容積率消化優先の新築マンションには、なかなか見られない。(図は、レシオン武蔵小杉のランドスケープ)

レシオン武蔵小杉は、旧大手企業社宅を改装して誕生するリノベーションマンションです。平成7年9月に竣工しこれまで社宅として利用されていました。周辺は大手企業の社宅が建ち並ぶ閑静な住宅街のロケーション。約1万m2以上の敷地に5階建て3棟構成のランドスケープ。4方が道路に面し、南側には公園も隣接しています。住戸は、全戸南向きで広さは95m2台から最大118m2台と全住戸がゆとりのサイズです。新築マーケットは、現在マンション用地の高騰から専有面積は圧縮される傾向にあります。マーケティング的観点からここまでの広さを近郊エリアでプロデュースするディベロッパーは少ないと思われます。最近、駅前再開発の注目のエリアの武蔵小杉ですが、平均専有面積がここまで広いマンションは、恐らく無いでしょう。都心近郊の希少性の高いロケーションで、ゆとりあるランドスケープや住戸を実現しているのは、福利厚生目的に建てられた社宅ならではでしょう。

■スペックも充実
外観は、同時期の中古マンションと比較してもグレードの高い方といえる総タイル張りです。その他にも駐車場が平置きで100%確保されていたり、全戸分のトランクルームも用意されています。これもゆとりあるランドスケープと、社宅の管理面でランニングコストを抑える為に実現したスペックだと思われます。玄関横に吹抜けがあるなど、居住性への配慮がされています。

次のページで、リノベーションマンションの付加価値の面を紹介します。