体の部位によるステロイドの吸入率

前腕の内側を1とした場合、吸収率は下記のような違いが表れます。
ステロイド外用薬は皮膚をきれいにして塗りましょう
部位比率
前頭6.0
頭皮3.5
あご13.0
わき3.6
背中1.7
手のひら0.83
陰嚢42.0
足首0.42
足底0.14
引用Bronaugh RL 1989


このように、顔と陰嚢からの吸収率は高いので、付けすぎないよう注意が必要です。ステロイドの強さを弱くする必要があります。以前、ステロイドで説明しましたが、吸収率が高い部分は、副作用に注意しましょう。

ステロイド以外では、顔には、免疫抑制薬の外用薬を使用します(塗った部分では、皮膚にダメージを与える過度の紫外線は避けましょう)。免疫抑制薬の外用薬は、正常の皮膚からは吸収されませんので、塗り続けてアトピーの湿疹がよくなれば余分な薬は吸収されなくなります。よって、急に塗るのを止めてもアトピーは悪化しません。一方、ステロイドについては、上手に中止しないと、アトピーがひどくなることのありますので、医師と相談の上、使用するようにしましょう。
もちろん、アトピーが改善されてきた場合には、医師と相談の上、外用薬は中止しましょう。



豆知識
ジェネリック医薬品:特許が切れた医薬品で、同じ成分、同じ効果で、安全性の高い医薬品が、開発会社以外で製造されたもの。研究費等のコストがかかっていないので、値段が安い。




アトピーの治療シリーズ
【第1回】ステロイド
【第2回】食事療法
【第3回】スキンケア
【第4回】梅雨に向けてのダニ対策 【第5回】梅雨に向けてのカビ対策
【第6回】内服薬
【第7回】アトピーに免疫抑制薬
【第8回】卵を制限してアトピー対策
【第9回】牛乳を控えて食事対策
【第10回】子供のストレス解消!
【第11回】大豆を控えたアトピー対策 【第12回】梅雨でもアトピーを吹き飛ばそう!
【第13回】塗る箇所によって違う!ステロイド使用法

<参考リンク先>

ステロイド(All About[アトピー])
 
ジェネリック医薬品(All About[薬について])
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