前のページでは、イビキをかくメカニズムと、イビキを起こす病気について解説しました。ここでは、自分でできるイビキの対処法を、ご紹介します。


鼻イビキはこれで止める!

「ノゾヴェント」
スウェーデンの耳鼻咽喉科医が開発した「ノゾヴェント」は、欧米で15年以上の実績があります
鼻からノドへ行く空気の通り道が狭くなっていると、鼻の粘膜が振動してイビキとなります。ですから、鼻イビキの予防には、鼻の中の空気の通り道を狭くしないことと、さらに広げる方法があります。

アルコールを飲むと鼻が詰まりやすい人は、大事な人と一夜を過ごすときには要注意です。お酒はホドホドに。また、花粉症で鼻が詰まっているときは、きちんとアレルギーの薬を飲むことで、かなりイビキも改善されます。

鼻腔を広げるアイテムは大きく分けて、皮膚に貼って使うものと、鼻の穴に入れて使うものがあります。前者は手軽に使えて違和感も少ないですが、効果は控えめです。

初めは抵抗がありますが、鼻に入れて使うタイプのものは効果が期待できます。オリンピックのメダリスト達も、これを使って良い成績を残してきました。小さなプラスチックやシリコンでできた製品の両端を小鼻に入れて、製品の持つ弾力性を利用して小鼻を広げるものです。

商品としては、「ノゾヴェント」、「ナサリンスヌーズ」、「いびきクリップ 」など、数種類が販売されています。


下顎と舌を落ち込ませない

「スノアウイザード」
マウスピースには小さな穴が開いているので、口からも呼吸できます
起きているときには筋肉が働いているので、健康な人は仰向けに寝転んでも、舌がノドに落ち込むことはありません。眠ると舌が少しノドのほうに下がりますが、空気の通り道が狭くなるほどではありません。

しかしイビキをかく人の多くは、睡眠中に下顎が下がって舌がノドに落ち込み、空気の通り道が狭くなるため、周囲の粘膜が振動してイビキとなります。

ですから、下顎が落ち込まないようにすると、イビキも予防されます。一番簡単な方法は、仰向けで寝ないことです。逆にうつ伏せで眠ると、下顎や舌は前のほうに出てきて、ノドの空気の通り道を狭めることはありません。

アイテムを使うとすれば、まず、上下の唇にテープを貼って口が開かないようにするタイプは如何でしょうか。効果があればラッキーですが、違和感があったり、皮膚がかぶれてしまうこともあるので要注意。また、鼻が詰まって口で呼吸しないといけないときには、息ができなくなって苦しさで目が覚めることもあります。

少し値段が高いですが、口の中に入れるマウスピース型のアイテムは効果が期待できます。マウスピースを上下の歯と唇の間に挟むと、下顎や舌の落ち込みが予防されて、イビキの解消に役立ちます。下顎がやや持ち上がるタイプのものや、自分の歯の形にピッタリと整形できるものもあります。

商品としては、「スノアウィザード」や「スノア ガード」、「ソムノガード」など、数種類が販売されています。


次のページでは、センサー付きイビキ防止アイテムについて解説します。

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