腰痛/腰痛の予防・解消法・体操・ストレッチ

腰が丸く固まる前に…簡単デスクワーク体操(3ページ目)

デスクワークが続くと気になる「丸まった腰骨」。慢性化すると意識的に姿勢を伸ばすことが難しくなり、関節の動きにも変化が!?あなたの腰は大丈夫ですか?

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

パワー減少する前にこの動作を!

体調が良い
体を支える筋肉のパワー低下を予防して元気に過ごしましょう。
デスクワークの際、背スジをビシっとキレイに伸ばした姿勢では、作業をする上で無理が生じます。机上の書類を見づらくなり、思わず肩に力が入るなど、仕事を始めて間もなく、最初は意識していたキレイな姿勢も徐々に崩れていきます。

この時、姿勢を支えるために働く背部の筋肉が、しっかりと力を発揮していない状態です。ですから、楽な姿勢ではあるのですが、この状態が続くといざ、この筋肉の力を発揮しなくてはならない時に、「パワー減」ということになります。

結果、腰が疲労しやすい、姿勢を保ちにくい、将来的に腰椎に変形を生じる可能性が出る、というような影響を及ぼすかもしれません。そこで、デスクワーク中に気づいたときに、下記の動作を行ってみましょう。

■あえて悪そうな姿勢も作る体操
ご自身で、これが一番背スジが伸びている、という座り姿勢を作り、床に対して水平に両手を組みます。この時、この座り姿勢で腰を支えるために、筋肉が頑張っている状態です。腰の力を抜いてみます。この時、デスクワークが続いた時の姿勢に近いものになっているかと思います。水平に組んでいた腕の下がりが大きいほど、日頃の腰部の丸まりに要注意です。そして再度、姿勢を良くするように背スジを伸ばしてみましょう。組んだ腕も水平の位置に戻りましたか?




これを5回ほど繰り返してみると、デスクワーク中にでも、腰部の筋肉を動かすことが出来る軽い体操になります。腰の状態が悪い人では、動かすと痛みを感じる場合もありますので、試してみても緩和されなければ中止して下さい。



■マウスやキーボードを使う人はコチラ!
⇒ 腕の疲労は肩こりの要因に!

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