最近イライラすることが多く、ちょっとしたことで頭にカッときてしまい、気分が冴えない…と不安定なその気分は、セロトニン(神経伝達物質)が関係しているかもしれません。イライラ解消、肩こり予防にも効果のあるセロトニン・ストレッチをご紹介しましょう!

セロトニンは姿勢にも影響?

セロトニンは背骨を支える筋肉にも関与するといわれています

セロトニンは背骨を支える筋肉にも関与するといわれています

私達の脳の中には、約1兆個の神経細胞があり、あらゆる情報が神経細胞から神経細胞へ伝わっていきます。その時に重要な働きをするのが、神経伝達物質です。

感情のコントロールに関わる神経伝達物質「セロトニン」は、生活のリズムが乱れることで不足してしまい、人とのコミュニケーションがうまくとれなくなるといった心配も生じてきます。(※セロトニン以外の神経伝達物質とのバランスも大切です)
 
そして、セロトニンは背スジを伸ばし姿勢を支えるための筋肉にも作用するという実験結果もあります。しっかりと朝の起床時にセロトニン神経系が働くようにしたいものです。
 

パニックとセロトニン

ヒトが強いストレスにさらされた場合に、血圧や心拍数を上昇させるといった交感神経系の働きが高まりますが、これにはノルアドレナリンが関係します。

セロトニンは、ノルアドレナリンを抑制する働きがあるため、セロトニンが不足すると、強い恐怖感や不安感に見舞われパニックを起こす可能性があると言われています。

長期間に渡るストレスの強い生活では、セロトニン不足を招き、感情のコントロールが不安定になりますので、生活のリズムを整える他にも生活環境は大切です。

 

セロトニン不足で痛みに敏感に?

セロトニン不足でイライラしがちに

セロトニン不足でイライラしがちに

セロトニン不足では、気分的な問題も生じますが、痛みに対しても敏感になるとも言われています。これは、セロトニンのもつ鎮痛効果が不十分になるためです。その他の症状についても挙げてみましょう。

■セロトニン不足の症状
  • イライラして攻撃的になりやすい。
  • 朝、起床後の気分がすぐれず、体を動かす気になれない。
  • 気持ちが晴れず不安定。
  • きれいな姿勢をシャキっと保ちにくい。
  • 周囲とのコミュニケーションがとりにくくなる。
  • 少しのつらい出来事、状況に耐え難くなる。

     

イライラ解消! セロトニンストレッチ

セロトニン分泌には、朝の太陽の光を浴びることも大切なため、朝のラジオ体操はとても適していると思います。しかし、出勤前の慌しさで朝は時間の無い人が多いです。


そこで、セロトニン分泌を高めるための重要ポイント「一定のリズム」をとりながら動かす、ということを意識してストレッチを行ってみましょう。オフィスでのイライラと肩こりを解消しましょう!
 

1.立ち姿勢か座り姿勢で始めましょう

1.立ち姿勢か座り姿勢で始めましょう

1. 立ち姿勢でも座っていても結構です。顔を正面に向けます。








2.そのまま顔を下にむけます

2.そのまま顔を下にむけます

2. そのまま顔を下に向けます。









3.両肩をすくめ、脱力を繰り返します

3.両肩をすくめ、脱力を繰り返します

3. 顔を下に向けたまま「両肩をギュ~っとすくめて脱力」を3回繰り返します。







4.頭を右に傾けます

4.頭を右に傾けます

4 .次に頭を右に傾けます。









5.右肩をすくめて、脱力を繰り返します

5.右肩をすくめて、脱力を繰り返します

5. 頭を右に傾けたまま「右肩をギュ~っとすくめて脱力」を3回繰り返します。







6.頭を左へ傾けます

6.頭を左へ傾けます

6. 次に同様に頭を左へ傾けます。









7.左肩をすくめて、脱力を繰り返します

7.左肩をすくめて、脱力を繰り返します

7、 頭を左に傾けたまま「左肩をギュ~っとすくめて脱力」を3回繰り返します。







8.左首をストレッチします

8.左首をストレッチします

8. 解りやすいように正面からの写真です。次に10秒間かけて弧を描くストレッチです。右に頭を倒し左頚部を伸ばします。







9.左後頚部をストレッチします

9.左後頚部をストレッチします

9. 右斜め下に頭を傾け、左後頚部を伸ばします。








10.後頚部をストレッチします

10.後頚部をストレッチします

10. 頭を正面へ動かしていき、後頚部を伸ばします。








11.右後頚部をストレッチします

11.右後頚部をストレッチします

11. 左斜め下に頭を傾け、右後頚部を伸ばします。








12.右頚部をストレッチします

12.右頚部をストレッチします

12. 左に頭を倒し右頚部を伸ばします。








セロトニンストレッチの後半での弧を描くストレッチでは、8~12の動きを流れるように10秒間かけて行うことで、後頚部全体を伸ばすことができます。ゆっくり動かし、痛みが出るようでしたら中止してください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。