小世帯向けマンション供給復活の気配
ここ数年供給が減少傾向にあった、都心の小世帯向けマンション。三井不動産レジデンシャルが新ブランドを発表するなど供給活発化の動きがあります。その背景となっているのが、都心回帰の潮流と単身世帯を始めとする小世帯の増加があります。人口数弱含みも世帯数は全国的に増加
国勢調査と国立社会保障・人口問題研究所データによれば、1990年から2005年までの世帯数は全国約850万世帯が増加しています。うち単独世帯の増加は約500万世帯で、世帯増に占める単独世帯の割合は高くなっています。首都圏世帯数の推移(出典:国勢調査、国立社会保障・人口問題研究所)世帯数の伸びが今後緩やかになる中、単身世帯の増加が顕著 |
首都圏でも世帯増は、1990年から2005年にかけて約300万世帯あり、うち約160万世帯が単独世帯の増加です。
こうした小世帯の増加傾向は今後も進むと予測されており、このような社会構造の変化の中、豊かに暮す為の多彩な選択肢に対するニーズはますます高まるでしょう。こうした背景が小世帯向けマンション供給の動きに繋がっているようです。
次ページでは、三井不動産レジデンシャルの都市型小世帯向けマンションの新ブランド「パークリュクス」を紹介します。