頭痛に腰痛　心身の疲労回復にマッサージ(3ページ目)

マッサージで見つかる?!　慢性腰痛の原因

伸びをしたときに背骨がなると、本当に疲れたなと感じることがあります

最後になりましたが、家族同士で腰をマッサージしたときに「筋肉（凝り）のせいではない腰痛」を見つけるポイントを簡単にご紹介したいと思います。プロではない方がマッサージをするとき、いきなり体重をかけると相手の腰を痛めてしまいますから、慣れないうちは指の力でグリグリと押さえる程度でもよいでしょう。

ガイドが勧める腰痛のマッサージは背骨・腰骨に沿って左右対称にゆっくり、じっくりと親指で圧迫することが基本です。まず頭部が窮屈にならないように枕を置いて、うつぶせになって体の力を抜きます。マッサージをしてあげる人が指で筋肉を押さえる一方で、以下の症状がないかをチェックしてください。腰部の筋肉そのものに筋肉痛以外の病気が出ることは少ないため、まずは骨を中心に症状を調べてみましょう。

• 腰の部分の背骨が突出していないか
• 背骨に沿って定規を当てたときに背骨が左右に曲がっていないか
• 背骨をコンコンと叩いたときに痛みがないか

これらの症状は、骨のゆがみである側彎症（そくわんしょう）・骨粗しょう症による腰椎圧迫骨折・転移性骨腫瘍（ガンの転移）などで出現することがあります。確実な症状とは言えないのですが、１つでも見つかったときには慢性腰痛の原因として考えておかなければなりません。


家電販売店のマッサージチェア売り場では、部活動を終えた中高生がマッサージをしている姿を時々目にします。年齢問わず、現代人は肩こりともつきあっていかなければならないようですね。猫や犬でさえも上手くマッサージをしてあげると気持ちよさそうな表情をしますが、皆さんはご覧になったことがありますか？


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