疲労回復法

疲れた日は動画を見ながらリフレッシュ? 実は疲れを取れにくくする夜のNG習慣

【カイロプラクティック理学士が回答】疲れた日の夜は、動画を見ながらのんびり過ごすのが一番だと思っていませんか? 実はその夜の習慣、「疲れが取れにくい体」をつくっているかもしれません。分かりやすく解説します。(※画像:Shutterstock.com)

檜垣 暁子

檜垣 暁子

肩こり・腰痛 ガイド

カイロプラクティック理学士

カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクティック登録機構 登録カイロプラクター。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっています。読者の皆さんの肩こり・腰痛の緩和や予防に役立つよう、詳しい情報をお伝えしていきます。

...続きを読む

Q. 「夜に動画を見ると疲れが取れにくくなる」って本当ですか?

眠る前にスマホで動画を見る人
スマホで動画を見てリフレッシュ! 実は疲労回復には逆効果?

「疲れて何もしたくない日は、帰ったら早めにベッドに入って、スマホで好きな動画を見て過ごしています。のんびりと動画を見ている時間が一番リフレッシュできる気がするのですが、『夜に動画を見ると疲れが取れにくくなる』と聞きました。本当でしょうか?」

A. 夜のスマホ習慣は疲労回復を妨げます。できるところから改善を

動画を見るのが好きで、複数のサブスクを契約し、家での一人時間の大半を動画に費やしている人も少なくないかもしれません。余計な考え事をせず、好きなことをして疲れを癒す時間は大切です。

しかし残念ながら、夜にスマートフォンやパソコンの画面を見続けることは、疲労回復にとって大きなマイナス要素になります。理由は、画面が発する光刺激によって体内時計のリズムが乱れてしまうためです。「寝つきが悪い」「眠りが浅い」といった睡眠障害につながりやすいのに加え、疲労回復に関係するホルモン分泌にも悪影響を及ぼしてしまうことが分かっています。

「疲れているからこそ、ベッドの中でスマホを見てリラックスしたい」という気持ちは自然なものですが、のんびり動画を視聴するご褒美時間が習慣になっている人ほど、翌朝になっても疲れが抜けきれない悪循環に陥りやすくなります。対策として、画面の明るさを落としたり、動画を見る時間を短くしたりするのも無意味ではありませんが、光刺激そのものを避けることはできません。動画視聴をやめる必要はありませんが、眠る前のスマホ使用は控えた方がいいでしょう。

そのほかにも、帰宅後の過ごし方で「疲れが取れやすい体」を作っていくコツがあります。特に効果的なのは、次のようなポイントを押さえることです。

  • 夕食が遅くなる場合は、少量をバランスよくとることを心掛ける
  • 入浴は38~40度程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かる
  • 就寝直前の入浴は避ける
  • スマホ使用を終えたら、早めに部屋の照明を落として脳と目を休ませる

すべてを一度に変えるのは難しいと思いますので、無理なくできることから改善していくのがおすすめです。スマホがリフレッシュに役立っていると感じるなら、すぐにやめる必要はありません。まずは就寝30分前だけはスマホを見ないようにしたり、寝室にスマホを持ち込まないようにしたり、できることから始めてみましょう。疲労回復への近道になるかもしれません。

さらに詳しく知りたい方は、「疲れている人がチェックすべき、夜のNG習慣と改善ポイント」をあわせてご覧ください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます