「就職氷河期世代」
現30代キャリアのストレスとは?
仕事をやってもやっても成果を実感できない。就職氷河期世代のストレスは重い |
既婚者は家族との生活の都合によって、自分自身の夢や目標を諦めなければいけないことも多いでしょう。また、「人生の正午」とも言える「折り返し地点」が目前に迫り、やってくる「老い」とどう向き合っていくのか、じっくり考えなければならない時期でもあります。
2008年現在、30代を生きている人の多くは、いわゆる「就職氷河期世代」の人たちです。日本経済がどん底にあった頃に就職したこの世代は、能力や活気があっても就職先が見つからずに苦労しました。やっと就職した会社でも、景気が悪いことから雇用が不安定で、頑張っても成果を実感しにくく「働きがい」を見いだせない不遇の時代が長く続きました。
ストレスケアまで
頑張りすぎていませんか?
疲れた足取りで「癒し系スポット」へ直行。その繰り返しで、本当の癒しは得られてますか? |
ただ、困ったことはその「ガンバリズム」を、自らのストレスケアにも適用しがちな面があることです。
たとえば、無駄な時間を過ごすことができず、終業後や休日にもたくさんの予定を入れてしまいます。そして、エステ、マッサージ、癒し系スポット、旅行など数々の癒し系サービスを「消費」することで、手軽に癒しを得ようとします。しかし、本当の癒しとは、その人の「生き方」や「働きかけ」が作用してもたらされるもの。消費による癒しでは、その日の疲れは取れたような気がしても、心の奥が感じている慢性的な疲労感は解消できないのです。
では、働く30代(主に女性)は、どのようなストレス・ケアを目指すべきなのでしょうか?次のページで見ていきましょう。
次のページでは、働く30代女性が目指すべき根本的なストレスケアについてご紹介します。>>次のページへ