引越し後はご用心。プチうつになることも!

春の新シーズンが始まり、転勤や異動で見知らぬ土地に引越しをされた方も多いと思います。4月いっぱいは、新しい生活や仕事、人間関係に慣れるのに精一杯だったかもしれませんが、生活が落ち着いた頃に、引越し後の心の疲れがどっと出て、何もする気がしない、だるくて頭がぼーっとする、人と会いたくない、などのうつに近い症状が出る場合があります。

これは、いわゆる「引越しうつ病」というもので、新しい環境になかなかなじめない人や人づき合いが苦手な人に現れがちだといわれています。“引越し”は、新たな人生を切り拓くチャンスであると同時に、環境の変化や新しい人間関係が新たなストレスを生むきっかけでもあるのです。

「引越しうつ病」を防ぐには、まず「新しい環境に早く慣れなくっちゃ」という気負いをなくすこと。人づき合いや生活習慣の違いも、時がたてば自然に慣れてくるものだとのんびり構えることが大切です。またこの時期は、新しい習い事を始めるのもちょっとストップしておきましょう。

「朝がつらい」は、うつ病の入り口!

ついこの間までは毎朝新聞を読むのが日課だったのに、最近どうも紙面を広げる気にもなれない。それに加えて、朝食をとるのもおっくう、起きるとだるくて強い疲れを感じる、など“朝がつらい”とお悩みの方はいませんか? 

これは通称「朝刊症候群」と呼ばれており、残業続きで休日出勤もしばしば、帰宅しても夜遅くまで起きている人に多いといわれています。朝の習慣をおっくうに感じるようになったら、帰宅後は早めにベッドに入り、早寝早起きの生活を続けてみましょう。 これだけでも、ずいぶんよくなると思います。

それでもよくならなければ、一度心療内科や精神科を受診して、カウンセリングや抗うつ薬などの適切な処置を受けましょう。朝がつらいのはうつ病の入り口、ともいわれていますので、こじらせる前に早めに対処しておくことが大切ですね。

お次は、「出勤困難症」&「ふれあい恐怖症候群」!
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