性差別の相談窓口は
誰にでも開かれている!!

セクハラの悩みは溜め込まないで
セクハラの悩みを受け止めてくれる窓口は、あなたの周りで必ず見つかる
みなさんの会社では、社内で性差別の悩みを誰にどのように相談したらいいのか、きちんと知らされていますか?

今年4月から施行される改正男女雇用機会均等法では、事業主に対し、セクハラ防止のための方針や対処の内容を労働者(管理・監督者を含む)に周知、啓蒙をすること、セクハラの相談窓口を設けることが義務付けられています(会社の規模を問わず、すべての会社の義務です)。

もし、セクハラ相談窓口がない場合、窓口はあっても相談しやすくなっていない場合は違法になります。また、相談によって二次被害を受けたり、相談しても何にも対策がとられない場合も、違法です(是正指導に応じない場合には、企業名が公表されたり罰金が課せられることもあります)。

しかし、現実には小規模の会社や女性の少ない会社などでは、十分な対策がとられないところも多いでしょう。そういう場合には、各都道府県の労働局雇用均等室に相談しましょう。専門のカウンセラーによる相談などが無料で受けられますので、会社の実情、セクハラによる被害、これからどうしたらいいのかなど、ぜひざっくばらんに話してみるといいでしょう。モヤモヤした気持ちの解消にもなりますし、今後のための具体的なアドバイスも受けられます。

また、地域の女性センターに相談するのもいいでしょう。ここでは、職場だけでなく、家庭や地域、学校などでのセクハラについても幅広く相談できます。各都道府県で女性センターのホームページを設けていますので、ぜひ検索してアクセスしてみてください。


性差別対策は、人付き合いと同じ!
基本は「思いやり」と「想像力」

男性へのセクハラも注意
意外なことが、男性へのセクハラになっていることも!
セクハラやジェンダー・ハラスメントの加害者には、
「こんなことくらいで、問題にされるなんて」
「イヤな思いをしていたなんて、知らなかった」
という人がたくさんいます。

「どこからがセクハラで、どこまでがセクハラか?」という線引きは難しいのですが、基本的には、受け手が不快に感じればセクハラになります。また、女性へのセクハラの場合、「平均的な女性の感じ方」という客観的要件も基準になっています。

加害者は「性別や立場が違うんだから、分かるわけない」と思うかもしれません。しかし、難しく考える必要はありません。たとえば、
「あなたの娘に、同じことをできますか?」
「自分のパートナーが同じ目にあったら、どう思いますか?」
ということを想像してみましょう。自分の身内や大切な人の立場に立って考えれば、想像できるはずです。

違う性別や個性の人が一緒に働く場合、お互いの違いを尊重して思いやることが大事です。厳しい言い方かもしれませんが、「違うから分からない」という理由は、他人の気持ちを思いやれない人、想像力のない人の言葉ではないでしょうか?

義理チョコひとつで職場環境をよくすることもできれば、亀裂を深めてしまうこともあるのです。男女が気持ちよく働くためには、お互いの性別を尊重する優しさを心がけたいものですね。

ところで、女性の側も、義理チョコでうっかり男性を差別していませんか?今年4月に改正される男女雇用機会均等法では、女性だけでなく男性への差別の禁止が定められたことも重要なポイントになっています。たとえば、
「義理チョコの格差で、男性社員の人気度が分かる」
「人気のない男性社員はチョコをもらえない」
というような奇妙な慣習がある場合、セクハラになる可能性が高いので気をつけましょう。


★男女雇用機会均等法についての詳しい情報はこちら(厚生労働省)
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