職場の義理チョコが
ストレスになっていませんか?

義理チョコ、どうしよう・・・
義理チョコ選びに、毎年頭を悩ませていませんか?
バレンタインシーズンが近づくと、働く女性は「義理チョコどうしようかな?」と考えますよね。

職場の雰囲気を良くし、コミュニケーションを活性化させるためにも、「義理チョコ」の習慣に賛成する人も多いでしょう。しかし、義理チョコが慣習になり、「義務チョコ」化している会社も多いものです。

たとえば、
「課長以上は、毎年ブランド物の高級チョコ」
「買うのも手渡すのも、新人女性社員の役目」
というように、奇妙な不文律が守られている会社もあれば、
「今年のチョコはお粗末だったね~」
「社長にも用意しなきゃダメじゃないか!」
と、せっかくのプレゼントにケチをつけられる会社もあるでしょう。

最初は好意で贈っていた義理チョコが、いつの間にか「やらねばいけない」慣習になってしまうと、職場の雰囲気が悪くなってしまいます。


義理チョコが
ジェンダー・ハラスメントになることも

お茶くみ
「なんで女ばっかり」と思ったら、ジェンハラかも!?
「会社で義理チョコをあげなきゃならないなんて、セクハラじゃないの?」と思う人もいるでしょう。

見解は分かれると思いますが、私は、義理チョコの慣習だけではセクハラにはならないと思います。

セクハラとは、相手方の意に反した性的な言動によって、不利益を受けたり快適に活動できなくなることを意味しますが、たとえば、義理チョコやバレンタイン・デーをきっかけに、「君はボクに気があるのかな?」「今日は、彼氏と熱いバレンタイン・デートかな?」など、性的なニュアンスを含んだ言葉を言われて不愉快になれば、確実にセクハラになるでしょう。

義理チョコの慣習によって女性社員が負担や不利益を感じることは、セクハラというより「ジェンダー・ハラスメント」の領域に入るでしょう。ジェンダー・ハラスメントとは性別を理由に差別的なことを言われたり、差別的な扱いを受けたりすることです。

たとえば、「お茶くみや電話番は女性の仕事」と決め付けられ、女性だけに強要されて不利益や不快感を感じると、ジェンダー・ハラスメントになります。不快な義理チョコの慣習は、女性だけに、しかも私費による好意のプレゼントを強要されているわけですから、立派なジェンダー・ハラスメントです。

男女雇用機会均等法では、職場での性差別の禁止が定められています。もし、性差別によって個人や職場環境が害されているなら、救済や解決の援助を求めることができます。その具体的な方法については、次のページで見ていきましょう。


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