ストレス/ストレス発散・解消法

「ため息」から始める簡単な呼吸法でリフレッシュ!(2ページ目)

「ため息をつくと幸せが逃げる」って本当? 実は、ため息をきっかけに心身をリフレッシュさせることもできるのです。ため息の要領で簡単にできる呼吸法のポイントをお伝えします。

大美賀 直子

執筆者:大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド


「ため息」から始める呼吸法―3つのポイント 

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ゆったりと腰掛け、だらりと寝そべって、呼吸をしてみましょう

■1 いすに座るときは肩の力を抜いて

肩の力を抜いて、いすに身を任せましょう。職場でも電車の中でもできます。

・ いすに深く腰掛けます。背もたれに背中を預けてもOK。
・ 足の裏が浮かないように、足は床につけます。
・ 足の幅は自然に少し開いた状態にします。
・ 両腕は、ふとももの上にだらんと乗せておきます。

■2 「ため息を吐く」→「深く吸う」を繰り返す

以下の順番で5回ほど繰り返しましょう。

1.まず大きくため息をひとつ、下腹がへこむくらいまでゆっくりと吐きます。
2.次にその反動で大きく鼻から息を吸い込みます。このとき下腹をふくらませるようにします。
3.少し息を止めます。
4.吸ったときの倍くらいの長さでゆ~っくりと、口からため息をつきます。

■ 3 寝転んだ姿勢でもやってみましょう

仰向けで行うと、よりリラックスして、楽しめるでしょう。呼吸は【2】と同じように行います。

・ 部屋の明かりを暗めにし、テレビなどは消しましょう。
・ 体を締め付けるものは外します(きつい下着、腕時計、装飾品、ベルト、髪をしばるゴムなど)。
・ 足のほうにタオルケットなどを掛けると、より落ち着くでしょう。
・ 頭はあまり高くない枕に乗せます。
・ 仰向けに寝た状態で、肩幅に足を開き、手は自然に体から離してだらんとさせます。

いかがでしょうか? ため息から始める呼吸法なら、誰でも気軽に実践でき、リラックスを体験できるのではないでしょうか? 家でも職場でも、どこでもできる健康法です。ぜひ、疲れたときにやってみてください。

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