シングルでイブを過ごすことに不安を感じていませんか?
「恋人がいないからクリスマスなんてつまらない」……そんな思いを募らせて、幸せから遠のいていませんか?
しかし、「いま手にしていないもの」への悲しみにとらわれると、「既に手にしているもの」に目を向けることができなくなります。
たとえば、今は恋人はいないけど、共に過ごす仲間がいる。贅沢三昧はできないけれど、たまにはおいしいものを食べるゆとりがある。忙しいけれど、週末にはのんびり過ごせる時間がある……。
このように、既に手にしているものたがくさんあるのに「寂しさ」という一点にとらわれていると、幸せを味わうことができなくなってしまいます。
年末は「既に手にしている幸せ」をじっくり味わおう!
「幸せ」は形のないものです。したがって「つかんだ」と思ったそばから、手にしていることを実感できなくなります。そのため、さらなる幸せを求めて走り続けてしまう人が少なくありません。これを「幸せのパラドックス」と言います。幸せは躍起になってつかむものではなく、味わうものです。そして、幸せの輪は「幸せを感じる人」のつながりでできるものです。自分自身が幸せを感じる人であり続ければ、自分の周りにも同じように幸せを感じる人が集まり、幸せの輪ができます。それにはまず、自分が手にしている幸せに気づくことです。
シングルだから持てる! 1年の幸せをじっくり振り返る時間
クリスマスから年末にかけて、シングルで過ごす予定があるならば、ぜひ1年の幸せを振り返る時間を持ってみるとよいでしょう。ここでは、独身だからこそじっくりと味わうことのできる2つの過ごし方を提案したいと思います。教会では、イブの夜やクリスマスの日にミサが行われます。クリスチャンでなくても参加できるところは多いので、近くの教会に出かけてみてはいかがでしょう。
ミサでは1年の息災に感謝し、皆で幸せを分かち合うことができます。大きな教会やキリスト教系の大学の礼拝堂なら、初心者でも参加しやすいですし、予約なしで参加できるところが多いです。
2. 家族や仲間に「感謝」の言葉を贈る
自分を愛して育ててくれた家族、いつもそばにいてくれる仲間に「感謝」の言葉を贈ってみてはどうでしょう。共にごちそうを囲んで、あるいは離れているなら電話をかけて、1年間の感謝を伝えてみましょう。 このように、1年の幸せと感謝を感じて年末を過ごしてみると、自分がたくさんの幸運や支えに助けられ、生きてこられたと実感することができます。ぜひ、そんな豊かな気持ちでクリスマスシーズンから年末のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。