友達と遊んでいて突然キレる子ども、感情を表現できないサイレント・ベビー、人とコミュニケーションのとれないひきこもりなど、子どもを取り巻く問題がいま社会問題化しています。

そのひとつに赤ちゃんのときから親と子がいかにスキンシップの時間を楽しんできたかがひとつのキーポイントになっているようです。

スキンシップがないとどうなる?

親子のスキンシップやコミュニケーションなしに子どもは育つのでしょうか。
中世ヨーロッパである実験が行われました。神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世は、赤ん坊数人を母親から離れさせて、一切の人間的なふれあい、コミュニケーションが遮断した状態で子どもがどう育つのか実験しました。

この実験では、授乳による栄養補給や入浴による衛生管理など、生きていくために必要な世話は行っても、抱っこや添い寝、話し掛けなどは一切行わずに育てました。果たして、この子どもたちはどうなったのでしょう。なんと、全員が子どもたちが言葉を話す前に死んでしまったのです。


スキンシップが増えると子どもの成長は順調に育つ

子どもは、最低限の栄養や衛生状態が整っていたとしても、それだけでは生きていけないのです。愛情とスキンシップ、手厚い世話が子どもを人間へと成長させるために、なくてはならないものなのです。

タッチケアを実施した赤ちゃんとしなかった赤ちゃんでは体重の差が歴然!
出所:ティファニーフィールド博士  資料提供:ジョンソン・エンド・ジョンソン

ジョンソン・エンド・ジョンソンでは、「タッチケア」(親が子の肌に触れて行うマッサージ)を行った子は行わなかった子に比べ、1日あたりの体重の増加が47%も増えたというデータを発表しています。
スキンシップは、子どものリラックスを与えるだけでなく、実際の生育にも非常に重要な役割を果たしているのです。

アメリカにも
“添い寝”推奨派現る!

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