栄養管理/がん予防のための栄養管理・サプリメント

スプラウト野菜はがん予防になる!?

スプラウト野菜は野菜の新芽のこと。最近店頭に並ぶ種類が増えましたが、良く見てみるとあるコトに気づきます。

山田 恵子

執筆者:山田 恵子

医師 / 女性の健康ガイド

スプラウト野菜ってご存知ですか?

スプラウト野菜というのは発芽して3日くらいの若い芽のこと、いわばこれ、野菜の赤ちゃん。5,6年前からたまに話題に上がっていましたが、最近ますます人気が高まり、いろいろな種類のものが店頭に並ぶようになりました。

今回はスプラウト野菜について特集します。


<今回のCONTENTS>



スプラウト野菜ってなあに?

野菜の赤ちゃんがスプラウト
野菜の赤ちゃんがスプラウト
スプラウト野菜というのは発芽して3日くらいの若い芽のこと。つまり、いわばこれ、野菜の赤ちゃん。「スプラウト(sprout)=芽を出す、新芽」という英語由来の呼び方です。

カイワレ大根は大根の新芽なのでスプラウト、おなじみのもやしは豆の新芽なのでこれもスプラウトです。その他、最近では、サラダの食材のアルファルファ(もやしの一種)、ブロッコリーのスプラウト、ラディッシュ、マスタード、クレス、レッドキャベツのスプラウトなどもよく見かけます。


どんな効果があるの?

スプラウトは他の野菜に比べて、ビタミン、ミネラルが豊富といわれています。

なぜなら、新芽、最初の葉が出る段階で、植物は、種子の状態では存在しなかった種類のビタミンや、その他の栄養成分を合成するからなのです。

例えばビタミンCやビタミンA、ビタミンEは数倍~数十倍になるともいわれ、その他タンパク質や酵素類も増加し、カルシウムや鉄分、ミネラル成分も量と種類が豊富になるといわれています。
まあ、これから伸びる野菜の赤ちゃんというだけで、いかにも栄養ありそうですよね。


次のページでは、現在店頭で買うことの出来るスプラウト野菜にはそれ以上の効果を期待できるかも!?>>
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