(4)野菜やイモ類は、お弁当やレストランで食べる、キャベツ、キュウリ、トマト、ポテトサラダくらいだ。
野菜は健康によいと認識している人は多いはずです。野菜にはビタミン・ミネラルだけではなく、食物繊維、抗酸化作用、フィトケミカルなど、健康に役立つものが豊富に含まれています。日本人が食べる野菜の量はアメリカ人よりも少ないといわれるほど、消費量が減ってきています。野菜やイモ類を十分に食べることで、がんなどの病気のリスクを下げ、コレステロール、便秘などの改善も期待できます。肌や目のアンチエイジングにも役立つといわれています。また、カロリーが低いので体重管理にも欠かせません。特に外食の多い人は、野菜を足すことを常に意識しましょう。(5)果物はほとんど食べない
果物は糖分が多いといって控える人も多いようですが、りんごを半分食べても、ごはん1/4杯、食パン1/2枚、どらやき1/4個、クッキー1~2個分と同じくらいの糖質です。果物には、食物繊維、ビタミン・ミネラル、フィトケミカルなどがたっぷり含まれ、カロリーも低いので、おやつや、ちょっと小腹が空いた時にお勧めです。抗酸化作用が高いものが多く、体を活性酸素から守り、疾病を予防する働きもあるといわれています。美容に大切な栄養素を多く含むこともよく知られています。フルーツは1日に2回くらい食べたいものです。(6)乳製品はほとんど食べていない
乳製品には豊富なカルシウムが含まれています。カルシウムは吸収しにくいミネラルですが、乳製品という形でのカルシウムは吸収しやすいことが知られています。カルシウムは、スカスカ骨を防いで、背が低くなったり、骨折を防止するだけではなく、精神の安定や血圧のコントロールなどにも役立ちます。乳製品が好きではない人は無理して摂取することはありませんが、カルシウムの多い食品を意識して食べたり、サプリメントの摂取が必要です。いかがでしたでしょうか? 食べ物に含まれる栄養は、病気を予防するだけではなく、体調を整えたり、心の健康にも不可欠です。
偉そうに色々書いていますが、ガイドだっていつもこのような食事ばかりしているわけではありません…。何事にも節度が必要だと思っています。
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