■ガン治療にも革新
最近の研究で昆布に含まれる食物繊維の1種である「U-フコイダン」にガン細胞が自滅するように誘導する働き「アポトーシス(自然死)」が確認されています。
細胞の遺伝子には、異常な環境におかれた時、自殺してカラダを守ろうとする仕組みになっています。それが「アポトーシス」です。ガンはそのシステムが働かなくなり、異常増殖し続けるようになってしまった状態です。U-フコイダンは、ガン細胞の「アポトーシス」を強制的にスイッチオンにする物質です。
ガン細胞を攻撃するために、医療現場では抗がん剤が使われていますが、抗がん剤はガン細胞だけでなく正常な細胞まで傷つけ、患者は副作用に苦しめられるだけでなく、免疫力までダウンしてしまいます。
しかし、U-フコイダンは、ガン細胞にプログラミングされている「アポトーシス」のスイッチを入れてくれるので、正常な細胞を傷つけることがないそうです。副作用などで苦しまずにガン治療ができる日は遠くないかもしれませんね。
■その他の現代人におおすめの昆布の働きは
●イライラ防止に
昆布はカルシウムの宝庫で、その量は牛乳の約7倍! カルシウムには精神を安定させる働きがあり、不足するとイライラしたり集中力を失ったりします。
●花粉症に
昆布には抗アレルギー成分が豊富に含まれています。昆布の抗アレルギー成分は脂質なので水やお湯にはほとんど溶け出しません。ですから、だしとして使うのではなく、昆布を食べることがポイントです。
もちろん、これまで知られているようにカルシウムやカリウム、ヨードなどもたっぷり含まれています。ちょっと口寂しい時等、糖分や添加物の多いお菓子を食べるより、昔懐かしい「●●●こんぶ」などを噛めば、ストレス解消、現代人の不足しがちな栄養成分が摂取できるのでオススメです。
◆関連リンク
・ガン予防に効果のあるデザイナーフーズ(食と健康)
・ガンと食生活(食と健康)
・こんぶと健康(社団法人 日本昆布協会)
・昆布入りグリンピースごはん(料理のABC)
・海苔やワカメなどの海草類のサイトです(産直品)
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