医学部学士編入試験科目は?
社会人から医師を目指す人が理系文系出身を問わず、年々増えています |
学士編入の募集定員が40名とダントツの人数を誇る東海大学では、1次が書類審査、英語、適性試験、2次が個人面接とグループ討議で、医学部必須の生命科学の試験がなく、文系出身者でも目指しやすく人気です。ただし、入学後の生命科学に関する科目の履修は必須。
編入学制度を積極的に利用しよう!
編入学試験は、一昔前までは情報も少なく、実施校も多くなく、ひっそりと行われていました。しかし最近では新たな大学入学の手段として注目され、文部科学省学校基本調査(2009[平成21]年度速報値)によれば、2008年は12,549名(内訳:短大から7,062名、高専から2,977名、専門学校から2,510名)もの人が大学に編入しています。ちなみにアメリカでは、入学した学校のカラーが合わないといった理由や、学費を安く抑えたい、有名大学卒の学歴を得たいから、など様々な目的で大学編入をする人は珍しくありません。
今後は日本でも、アメリカのように最初から編入を見据えて短大・高専・専門学校に進学する人が増えてくるのではないかと思われます。現在日本ではほとんど実施されていない大学院編入についても、活発になっていくことを望みます。
あまり知られていない大学編入学制度ですが、しっかり情報収集して上手に利用したいですね。
■関連サイト
・高専からの編入学相談室